葛城のお気に入りの歌一覧
名鈴
あらたまの 来る年こそは 恋しかる 遠き雲居の 君に逢はなむ
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桃山
ゆっくりと二人でお茶をのむ時を持てる幸せこの大晦日
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橘
着るに飽きた振袖却下し母親の小紋を借りて記念撮影
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松見草
降る雪につのる思いも下萌えの心の春はいとぞ遠かり
14
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朝比奈
雪に明け雪に籠めらる湯の宿の雪見の酒の大晦日かな
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松見草
散りもせで 再びの春 まつみぐさ 色濃き袖に とどめても見よ
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恣翁
雑踏の交差点をし 転がれる朽ち葉を纏ひ 影ぞ往き交ふ
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橘
祖母の味伝えたがるも生聞きで不肖の孫は下手な歌詠む
13
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へし切
冬ごもり 春へを恋ひて草も木も ふふみあり待て いつか花咲く
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茂作
絹さやの花を思ひて植ゑつけん うぐひす鳴くや早きを競へ
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音弥
二重苦の仕事納めの挨拶に最敬礼するオフィス全員
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び わ
テレビ観る若者たちが元気よく年の瀬ムードひしと伝わり
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朝比奈
仕事とは無縁にひらく端末の趣味の講座に身を寛がせ
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ひげじぃ
陽だまりを日時計のごと追い転げ晦日の暮れはゆるゆると往く
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名鈴
枝の梅は つぼめど君が 濃き衣は 薫りを加へ 正月を待つ
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舞
枯れ果てた泪いささか滲みくる傷へと沁みる酒の苦さよ
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桃山
初詣分散参拝すすめられ思い長閑に晴れ着を選び
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ひげじぃ
銭湯の煙突に添う寒の月 懐ほふり焼き芋ふたつ
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桃山
遠目には薔薇の花かな葉ボタンの門かど飾る年の瀬の街
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へし切
夕暮れは 君恋しきに冬の空 緋に染めゆく入り際の街
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