桃山のお気に入りの歌一覧
松見草
降る雪につのる思いも下萌えの心の春はいとぞ遠かり
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橘
着るに飽きた振袖却下し母親の小紋を借りて記念撮影
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荒野のペンギン
独り居る 部屋で時々 涙する 理由は吾にも わからぬけれど
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茂作
ささやかに紙のお飾り同じ松 いづこも待つや新春の訪れ
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名鈴
あらたまの 来る年こそは 恋しかる 遠き雲居の 君に逢はなむ
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舞
どちらかが先と知らねどお互いに長閑過ごせと語る晦日日
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葛城
雪持ちの南天も笹も日本画の中にあるがに年末寒波
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防人太郎
義經が 逃げた道さへ 雪化粧武藏の街は 夢のまた夢
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名鈴
枝の梅は つぼめど君が 濃き衣は 薫りを加へ 正月を待つ
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松見草
散りもせで 再びの春 まつみぐさ 色濃き袖に とどめても見よ
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橘
祖母の味伝えたがるも生聞きで不肖の孫は下手な歌詠む
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音弥
二重苦の仕事納めの挨拶に最敬礼するオフィス全員
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朝比奈
仕事とは無縁にひらく端末の趣味の講座に身を寛がせ
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ななかまど
ドローンにて峰高く飛び大鷲の風を切る音聴きたくもあり
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みっさん
凍りつく冷たき土にチューリップつんと真直ぐ天に芽を上ぐ
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へし切
夕暮れは 君恋しきに冬の空 緋に染めゆく入り際の街
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紫草
晴れた日には四王寺山が見えるだろう母の住む部屋思いて訪わず
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松見草
また巡る春を待つらむ都にも芽吹き嬉しき季ぞ来るべし
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名鈴
夢ならば 消え失する前に 読まばやと 震ふ指で 引き解く御文
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舞
干支の神替わる歳の瀬寂しくも窓際の身の独り長閑に
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