愚と楽のお気に入りの歌一覧
舞
歯みがきに噎せて見上げる鏡には老いを刻んだ見知らぬ男
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千映
新年会老いも若きも盛り上がる無理して「雪国」歌う青年
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卯月
地球儀をくるくる回し「ようちえんはどこにあるの」とみーちゃんが訊く
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卯月
有難う こんな私が母ですが無事にこの世に生まれてくれて
34
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千映
子育ては頑張ったわと自画自賛孫見てもう少しだったと気付く
11
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滝川昌之
冴え冴えと夜鳴きそばなど響くから締めにするかと急くコップ酒
16
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横井 信
まだ早い朝を見守る街灯の明かりの中で踊る雨粒
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へし切
越前の荒ぶる風に耐えて咲く 人も斯くあれ 水仙の花
26
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夢士
絵馬を手に亥の年来るを数えつつ歩を進めゆく老いの坂道
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名鈴
人のみに 心有りとは 驕りなり 数ならぬものも 確と兆し持つ
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灰色猫
がんばれの消しゴム跡のその上に応援しとるよゆっくりいこう
15
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滝川昌之
まだ弱き冬日を求め差し出した梅が枝先に点く紅の粒
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灰色猫
気持ちよく別れましょうまた次に必ず会えるかわからないから
15
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灰色猫
幸せの充電期間ながければ大きな幸せ待っているから
14
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ななかまど
田廻りの父の姿はあらねどもにおいの同じ青田風ふく
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ななかまど
詠むちから読みとくちから育めば短歌の命吾により添う
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千映
母の身の一部になりて補聴器は母なき今も捨てきれずいる
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コタロー
冬空の雲の切れ間の丸い月隱れ現れ隱れ現れ
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滝川昌之
旧友が帰った後は花火殻 集めるように戻すアルバム
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横井 信
夕暮れに手持ち花火へ火をつけて風にとけてく真夏の香り
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