もぢずりのお気に入りの歌一覧
名鈴
たまくしげこの世に二つ無き椿 諸手で覆ひ雪に濡らさじ
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紫苑
大仏のしわひとつなき掌のうへに今宵ことしの初雪のふる
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河のほとり
しろたへの雪つもるごとしづかなるこころに明くる幸ひの年
11
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矢車菊
誰がために歌うのだらう うたびとは皆みづからが一行の詩
16
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舞
彩りはひとさしのみの紅の映えて美し野の花の君
11
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林林
「感情をこめて、もっと迫力を」豆まく子らに言われてる鬼
23
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水月
木枯らしに落ち葉と渇いた恋ひとつ からりからりと彷徨う未練
24
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横井 信
おはようと 歯磨きしつつ 鏡見て 気持ちのスイッチ 笑顔を作る
15
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灰色猫
惑星にこんなに人があふれてる巡り会うまですれ違おうね
20
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詠み人知らず
消しゴムで 無かったことにしたい過去 消してしまえばすっきりするのか?
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あゆか
「恋愛をしないお前が短歌かよ」われはもののふ命を詠まん
23
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詠み人知らず
聞こえるの意識を広げる手に触れるぜんぶの場所からいのちの歌が
28
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秋日好
動き出す身体に心がついてくる陽を浴び花愛で月を見上げる
18
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秋日好
太陽は月との方が地球より仲良く見える薄暮の寒気
20
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舞
誇るほどの翼も持たぬ吾なるに何時か翔ばんとペンギンの夢
12
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灰色猫
春風を あなたの墓前に 供えます 冬を越せずに 逝ったあなたへ
28
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恣翁
籬垣に 白々と咲く茶の花の向かふの空に 昼の月浮く
23
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松本直哉
さくさくとオクラきざみてながれぼしのごとく降らしきあをきサラダに
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光源氏
今はとて君が姿は見えねどもゆふさりの間に殘る花の香
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光源氏
歌壇でも一般の場でもないうたのわで心おきなく詠める幸せ
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