つきののお気に入りの歌一覧
ななかまど
奔放にあわくやさしく飛ぶ雲よいつまで居るや顔半分で
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桃山
赤ん坊生まれた友にメッセージ 心足らずに花束贈る
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桜田 武
安置せし犬の寝顔の安らかさ死とは思えず頬撫でてみる
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へし切
やるせなく人の恋ひしい 誰そ彼の侘びしく 今は秋ならなくに
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ななかまど
ツリーより見下ろす街は原発の灯を頼らずに今宵かがやく
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滝川昌之
三男で家業を継がぬ新人に実家が持たせた草加せんべい
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詠み人知らず
雨が止み 桜の命 儚くて 道路に張り付く 花弁の涙
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ななかまど
ピアニシモは春に芽吹きし青い葉をやさしく叩く位の雨よ
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舞
遠山は残雪白く北の街まだ花なくに風は春色
7
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萱斎院
春の夜に花のさかりのたゆたへば 月にこがるる焔とぞみる
10
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シダ
ことごとに割りて解きてことの端の小さきに分けてまた組み上げぬ
7
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ななかまど
まあいよし線路の継ぎ目にまどろみて春の桜に今日の旅終ゆ
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横井 信
満開の桜を見上ぐ人もなく共に歩くは十六夜の月
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橘
掘りたてのふっくら筍ワカタケ煮近づきたいのは祖母のこの味
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恣翁
背戸にある杏花の下に 干されたる鍋 うつ伏せに 長閑けかりけり
14
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舞
残雪を仄かに染めて暮れる日の光りやわらか弥生みそか日
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名鈴
言の葉を 身に取り込みて 古人に 今語らする かんなぎの業
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akari
沈丁花の香り届く頃となり わたしの扉だれかが叩く
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akari
それぞれの時代に囚われた我らを巡る言葉の有りや無しや
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桃山
新しく始まる日々を新しく生きようとして三十一文字
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