 横井 信
                
        山の端に明かりの残る夕暮れの街には冬の風の静けさ
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                    横井 信
                
        山の端に明かりの残る夕暮れの街には冬の風の静けさ
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             藤久崇
                
        蟷螂の 香炉に骸を 晒せれば 倶に弔わむ 虫も聖も
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                    藤久崇
                
        蟷螂の 香炉に骸を 晒せれば 倶に弔わむ 虫も聖も
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             名鈴
                
        魂きはる 君を命と 思ふ我を 身身とならせよ 来たる春にも
        12
                
                    名鈴
                
        魂きはる 君を命と 思ふ我を 身身とならせよ 来たる春にも
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             茂作
                
        なんの杜 川とも知れぬ反り橋の 朱にも負けず燃ゆる紅葉
        13
                
                    茂作
                
        なんの杜 川とも知れぬ反り橋の 朱にも負けず燃ゆる紅葉
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             舞 
                
        エクセルの画面に飽きてはぐれ雲眺め吐息す窓際の席
        6
                
                    舞 
                
        エクセルの画面に飽きてはぐれ雲眺め吐息す窓際の席
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             名鈴
                
        玉くしげ 再び見ゆる その日まで 契りし心 頼み待ちなむ
        11
                
                    名鈴
                
        玉くしげ 再び見ゆる その日まで 契りし心 頼み待ちなむ
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             ひげじぃ
                
        ささくれを逆に抜くごと生きたりき 気づくが遅き自らを責む
        11
                
                    ひげじぃ
                
        ささくれを逆に抜くごと生きたりき 気づくが遅き自らを責む
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             きくゑ
                
        薄野や朝陽浴びをり悠々と啼く波穂先うぶ毛の如し
        5
                
                    きくゑ
                
        薄野や朝陽浴びをり悠々と啼く波穂先うぶ毛の如し
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             音弥
                
        嫁が好く芋クリ南瓜は食い飽きてマツタケだけは飽くにも無縁
        12
                
                    音弥
                
        嫁が好く芋クリ南瓜は食い飽きてマツタケだけは飽くにも無縁
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             へし切
                
        渋らねばお国の借りは増すばかり 待たぬに来るは破綻にありける
        9
                
                    へし切
                
        渋らねばお国の借りは増すばかり 待たぬに来るは破綻にありける
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             御宿川蝉
                
        葉の落ちし 枝に殘れる 柿の實に 小春日和の陽の暖かき
        11
                
                    御宿川蝉
                
        葉の落ちし 枝に殘れる 柿の實に 小春日和の陽の暖かき
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             名鈴
                
        形見にと 交はす衣と 玉の櫛 いづれの時に またも逢ひ見む
        11
                
                    名鈴
                
        形見にと 交はす衣と 玉の櫛 いづれの時に またも逢ひ見む
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             横井 信
                
        柔らかな雨は大地を湿らせて秋の刈田に揺れるひこばえ
        15
                
                    横井 信
                
        柔らかな雨は大地を湿らせて秋の刈田に揺れるひこばえ
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             KEN
                
        昨夜の酒 醒めやらぬかも 小春日の晝 ほの痛き 頭を巡る 旅人牧水
        14
                
                    KEN
                
        昨夜の酒 醒めやらぬかも 小春日の晝 ほの痛き 頭を巡る 旅人牧水
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             茂作
                
        茅葺きの家の圍爐裏に薪を足し 翁が語る芭蕉の旅路
        14
                
                    茂作
                
        茅葺きの家の圍爐裏に薪を足し 翁が語る芭蕉の旅路
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             河のほとり
                
        いとはるる身はこの里に住むものを帰る宿なき心地こそすれ
        9
                
                    河のほとり
                
        いとはるる身はこの里に住むものを帰る宿なき心地こそすれ
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             河のほとり
                
        手もたゆく野中の清水わが汲めど心を汲みて知る人ぞなき
        12
                
                    河のほとり
                
        手もたゆく野中の清水わが汲めど心を汲みて知る人ぞなき
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             河のほとり
                
        たづぬれば昔ながらに見ゆれども今は主なき宿ぞさびしき
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                    河のほとり
                
        たづぬれば昔ながらに見ゆれども今は主なき宿ぞさびしき
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             河のほとり
                
        浦波は聞きし音にも変はらねば昔にかへる心地こそすれ
        10
                
                    河のほとり
                
        浦波は聞きし音にも変はらねば昔にかへる心地こそすれ
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             朝比奈
                
        川岸に冬の夕日のさしやなぎ枯れうらぶれる影ぞわびしき
        14
                
                    朝比奈
                
        川岸に冬の夕日のさしやなぎ枯れうらぶれる影ぞわびしき
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