恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
手擦れして 輪郭すらも 模糊たりし 忘れられける 壁のレリーフ
平成二十三年六月十四日
17
もっと見る
涼し気な 少女の視線は ぼんやりと 剥がれかけたる 壁紙に落つ
平成二十三年六月十三日
15
もっと見る
所在なく 長き睫毛の その奧に 寂しき色を 浮かべる少女
平成二十三年六月十三日
14
もっと見る
窓の灯に 風鐸の影 見ゆれども 庭の木賊は 黄昏に消ゆ
平成二十三年六月十日
21
もっと見る
辿り来し 古人の途に 逆らひて 今人遅く 峠越えゆく
平成二十三年六月九日
21
いただいた短歌 鳶色の瞳に映る...
もっと見る
雨上がり 偸かに風の 簾を揺らし 読みかけし書を 翻したり
平成二十三年六月九日
19
青苔 地に満ちて 初めて晴れし後...
もっと見る
真っ直ぐな 眼差し向ける 幼女の 瞳を籠める 鳶色の翳
平成二十三年六月八日
21
女の子の鳶色の真っ直ぐな瞳には...
もっと見る
燃ゆる火に 誘はれ来ては 落ちて逝く 蛾の羽根を焼く 臭ひ漂ふ
平成二十三年六月七日
21
ねずみさんの乱舞する蛾の歌に対...
もっと見る
のっそりと 漆のごとき 黒き背を うねらせながら 牛の歩めり
平成二十三年六月六日
21
もっと見る
白波を 立て行く舟を 尻目にし 軍艦島の 陽炎に揺る
平成二十三年六月六日
14
もっと見る
痩せし月 光の粉を 塗しては 冷たく町を 見下ろせりけり
平成二十三年六月三日
23
学生時代を過ごした京都の町では...
もっと見る
外環を 通る車も 疎らなる 街沈みたる 霧の海にぞ
平成二十三年六月二日
13
今朝、通勤途上の電車の中で見た...
もっと見る
黒柿の 扇子の骨を 一つづつ 出し入れしては 棋士の熟慮す
平成二十三年六月一日
21
もっと見る
今だけを 生き切りつべし 禅房に 但だ鐘磬の 音のみぞ聞く
平成二十三年五月三十一日
21
清晨 古き寺に入れば、初日 高林...
もっと見る
午睡より 目覚めし後も 追憶に 支配されたる 大脳皮質
平成二十三年五月二十九日
13
もっと見る
様々な 槌打つリズム 聞くがよい 生きるといふは 斯ういふことだ
平成二十三年五月二十九日
21
杭を打つリズムは人それぞれで、...
もっと見る
只管に できることこそ すべらなれ 望むことのみ 為す能はずも
平成二十三年五月二十九日
11
長男には、プライドからくる自分...
もっと見る
人生に 如何でかあらむ 試行など 地にまみれては 生きるを学べ
平成二十三年五月二十九日
14
やっと予約がとれて、長男を心療...
もっと見る
熟れかけし 梅の季節の あても無き 空に枇杷の実 摘み尽くしけり
平成二十三年五月二十七日
21
乳鴨の池塘 水は深浅 熟梅の天...
もっと見る
蝋燭の 火影は揺れて 燈心の 油を吸へる 音のみぞする
平成二十三年五月二十六日
21
未だに避難生活が続いている方々...
もっと見る
[1]
<<
132
|
133
|
134
|
135
|
136
|
137
|
138
|
139
|
140
|
141
|
142
>>
[152]