紫苑さん
のうた一覧
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松風のうちに応へは視へねども里子に従きて山門をくぐる
平成二十一年十月二十九日
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「里子」は立原正秋の「残りの雪」...
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乳いろの靄の掌両の眼を覆ふ迷へる我を押しとどむごと
平成二十一年十月二十九日
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秋の蝶日溜まりに翅やすむるを掌に掬へねば目をもて撫づる
平成二十一年十月二十八日
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秋の蝶はまっすぐには飛べないので...
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いくさより帰らぬ魂は白き鶴の姿となりて夕空に哭く
平成二十一年十月二十八日
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虹雲さまの鶴のお歌に。 ロシア...
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気に留めぬほど身に添える自由をば求め斃れし人あるを聞く
平成二十一年十月二十八日
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チベットやウイグルについては今ま...
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夜に託すおもひもうたも知らぬげに丘の端にあかき陽は昇りけり
平成二十一年十月二十八日
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太陽や昼に浮かんでいる月は、夜の...
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我がいのちなにゆゑ取らぬおほかみよ犯せる罪の迫り来る夜
平成二十一年十月二十七日
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おほかみ= 「狼」でなく「大神...
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生ぬるき鉄錆の味を覚えつつ戻る隘路に入口の無く
平成二十一年十月二十七日
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考える道筋やものを視る目など、元...
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苛立ちを躱せぬままに返しえぬ時計に粗き砂の積もりゆく
平成二十一年十月二十七日
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蒼穹を切り鳶の音ながく尾を曳きぬ汝に地上の栖はありや
平成二十一年十月二十七日
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雨上がりの空に鳶が飛んでいます。...
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病葉の飛びゆくほどに飄飄と哭く風にこそひとのこひしき
平成二十一年十月二十六日
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「病葉」は夏の季語ですが、先般浅...
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わたくしを壊させたまへうつし世を解き放たれし闇の娼館で
平成二十一年十月二十六日
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「私を壊して」は平井堅さんの ...
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北向きの窓うつ雨に愛もなく憎しみもなきゐたみを思ふ
平成二十一年十月二十六日
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目を瞑り口開きしにその声を髮吹き乱す風の攫ひぬ
平成二十一年十月二十五日
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笠間日動美術館のパレットコレクシ...
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小五郎のいずこに潜む仄暗き土蔵の隅にシガーの灯見ゆ
平成二十一年十月二十五日
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年に数回公開される学内の江戸川乱...
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蔦朱きチャペルに座せば若さゆえ直ぐなりし日の帰らぬと知る
平成二十一年十月二十五日
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ホームカミングデーに行ってきまし...
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蔓なせる木蔦の黒く染まりゐて口に浮かびしひとふしのあり
平成二十一年十月二十五日
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ばらの花は紅く 蔦の葉は黒かっ...
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甘やかな褥のごとき香を放ちくれなひの葉の岸にふりつむ
平成二十一年十月二十四日
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大岡川沿いの桜並木は 今が紅葉...
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秋のうみ帯よりはなれ息づける薔薇のいのちは落日に燃ゆ
平成二十一年十月二十四日
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ヴァルモール夫人の 「サーディ...
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ほろよひのめもとはゑみをふくみをりやさしきうたをたまはりしよる
平成二十一年十月二十四日
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