きくゑさん
のうた一覧
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北の地の焼鹿肉を噛みしめてコルク砕ける赤葡萄酒かな
令和三年十一月十六日
6
行きつけの店につまみの折詰をお願...
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釜飯の器に生けた南天が師走待たずに晴れを装う
令和三年十一月十四日
7
釜は引き続き生産されるようですね...
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路地裏のビルの背骨が草臥れし浮きたつ染みの寂しかりけり
令和三年十一月十二日
4
老朽化したビルの裏手は急に物悲し...
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日の暮れるまぎわの空にあきぼしの遠きに馳せるまばゆきひかり
令和三年十一月十日
11
南の空に孤高に光る星、天気の具合...
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しっとりと濡れ浸る道ぴかぴかが あさ行き行きてすぐ乾きけり
令和三年十一月八日
3
通勤の時に詠む対象を見つけること...
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縁光る雲の流るる早き朝耳当て温む白湯入りの筒
令和三年十月二十九日
8
ひえてきたので、白湯入りの水筒を...
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焙煎の燻り鼻先かすめおり空耳聴こゆ引く豆の音
令和三年十月二十七日
4
かおりと音はたまにセットで記憶さ...
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まだ眠る竜胆の花陽を浴びて清らかに咲く紺碧の笛
令和三年十月二十五日
7
切り花のリンドウ、佇まいが冷艶な...
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夕焼けに電信柱影ならび黒き糸引く人のいとなみ
令和三年十月二十三日
6
電柱と夕焼けの構図はとても良くて...
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大根と昆布を塩で炊くだけで宇宙でいちばん多分おいしい
令和三年十月二十二日
5
冷えてきたので鍋のことを詠み続け...
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地下街を抜け出し浴びる陽のひかりインフレおきる反射のくしゃみ
令和三年十月二十一日
5
秋の空について語りたいのですが全...
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空のひだ曇天の底手繰り寄せ信号待ちで覇気探しけり
令和三年十月十九日
6
休暇明けは憂鬱なうえ天気も悪く秋...
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行李柳ためをきかせて生けこみて曲の美しそっと和を結う
令和三年十月十三日
5
矯めのきく柳は無心にいけていると...
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レプリカが路に溢れる街へ行き油彩絵の具で酔う絵の楽園
令和三年十月八日
5
「え?なんでそんなところ?」とい...
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よもすがらピアノの調べ音のつぶ若き奏者が渾身を打つ
令和三年十月七日
5
遠い地でのコンクールの動画が瞬く...
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みちゆきて最上階の美術館うめく表現恋しかりけり
令和三年十月六日
5
アート作品を眺めるとともに、あて...
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駆け出しの秋に袖口冷やされて七分丈より暇請われし
令和三年十月五日
6
首と名の付くところを冷やす勿れと...
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なめらかに心のしわをのばすよう無心のアイロン照り戻る麻地
令和三年十月四日
6
高温のアイロンは偉大で生地をみ...
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つよい風夜空ふきぬけ澄みわたる哀し庭には落ち葉の喝采
令和三年十月二日
6
強風の夕べの空は澄んでいて星がよ...
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耳鳴りがずっと続いておわるころ赤い砂浜駆け抜け逝きたい
令和三年十月一日
5
海外の赤い砂の海岸には行く機会を...
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