ななかまどさん
のうた一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
お彼岸の無口な父の側にいて戒名三度呼びかけてみる
令和二年三月二十一日
8
仏の弟子となった戒名で 線香を...
もっと見る
青空にまあるき雲は遠き日の母が作りし繭玉のよう
令和二年三月九日
11
亡くなった母は養蚕をしていたこと...
もっと見る
祖父の書く戦場からの葉書にはハヤ子ミチ子と子らの名多し
令和二年三月四日
11
満洲で戦死した祖父からの葉書には...
もっと見る
死ぬまでの旅は途中かおしまいか命の素描いつ描くや神
令和二年二月十五日
8
かつての仕事仲間が逝ってしまいま...
もっと見る
伝えたきことが風にはあるように成人式の写真の写真
令和二年一月二十二日
8
知人の子どもが今年成人式だったの...
もっと見る
やわき陽に冬田しずかに眠りたり年を越さずに逝く友の列
令和元年十二月十四日
9
同じ時間を共有した友を見送るのは...
もっと見る
人生の記録のごとく淡々とお薬手帳に母残す歌
令和元年十二月八日
13
母の遺品を整理していたら お薬...
もっと見る
箸ぶくろ栞となりて母の文字世過ぎ身過ぎやたくわん詠う
令和元年十一月二十四日
10
本中に母の詠んだ歌が書かれた箸袋...
もっと見る
亡き母が残してくれた瓶あずきおはぎ二つが最期となりぬ
令和元年十一月十六日
12
亡き母が小豆を収穫し、瓶に保存し...
もっと見る
谷のあさ栃の実ひとつ手にすればいずこにあるや母の竹籠
令和元年十月二十日
14
栃の実は栗に似た姿かたちをしてい...
もっと見る
銀杏の葉ひと雨ごとに秋めいて鬼まんじゅうを母つくるころ
令和元年十月十一日
12
亡き母はサツマイモの時季に、角切...
もっと見る
静まりて母の遺影と虫を聴くすず虫の声聴こえる夕べ
令和元年十月三日
7
もっと見る
彼岸訪う祖父兄弟の墓誌銘に三十一と二十三歳
令和元年九月二十七日
4
お彼岸の墓参に、先の大戦で亡くな...
もっと見る
また一人われを知りたる人の逝く人恋うように秋津まいたり
令和元年九月二十三日
6
かつて同じ仕事をしていた同僚が亡...
もっと見る
迎え火をわれの役目とはやばやに焚けば火影にちちははの顔
令和元年八月十三日
7
もっと見る
ちちははの声する方へ青田風なつ干しの田に豊穣の色
令和元年七月八日
8
夏干し=根張りを良くし倒れないよ...
もっと見る
朝採りの夏大根をすりおれば今日の一日は母恋う日なり
令和元年六月九日
5
亡き母は夏大根の辛さは体に良いと...
もっと見る
梅の実の葉かげにあおく実りおり日に日に遠し母の梅漬
令和元年六月六日
5
もっと見る
二回目の忌のたんたんとやってきて母と子でいたこの空の下
平成三十一年三月十四日
5
二年前も同じように小雪の舞う寒い...
もっと見る
大地震にほんろうされた君が地歩無念の柩いま走り行く
平成三十一年二月二十七日
6
東日本大震災から8年、苦労が報わ...
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
>>