もぢずりさん
のうた一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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連なれる命賜はる哀しさよブロークンハート葉陰に伏すまで
平成二十五年七月二十日
0
命は与えられ、それぞれの失望のう...
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マイボーイ全速力で漕ぎ出して母の心は追いかけてゆく
平成二十五年七月二十日
1
全速力で去ってしまった、追いかけ...
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おめでとう三十六の誕生日みんな一緒に随いてゆくから
平成二十五年七月十九日
1
27歳だったのに。かなしい。
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けふのため小さき恵み降らしめよ雪のひとひら小鳥の「ちゅるり」
平成二十五年七月十九日
0
昔々、もっと昔、まったく別人であ...
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露草を鉢にこんもり咲かしめて冬まで愛でむこの宙の色
平成二十五年七月十八日
14
露草は本当に強い美しい花だ。余程...
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暗きほど永久なる星の光るめり睦月の命日新月にして
平成二十五年七月十八日
11
星空を一緒にあおいだことはなかっ...
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久々に相見し吾子に太ったねと言ひてしまひし詫びもせぬまま
平成二十五年七月十八日
6
母のどんな一言にも鋭く反応してい...
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哀れよと悲しみはせじ成し遂げし汝が超えて来し讃ふべき道
平成二十五年七月十八日
1
汝が咎にあらず
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この夜さを人無き地下にのびのびと憩ひたるかも苦役の痕して
平成二十五年七月十八日
2
やっと越えて辿り着いた安寧だった...
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夕光の竹林浄土ひぐらしの声透るとき希求する国
平成二十五年七月十二日
4
まじで、こんなところかと想像する...
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海とおく昔八年逢はざりきけふまた八年永久に別れて
平成二十五年七月十二日
3
今日でまた8年経った,という意味...
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汝は知らじ温暖化にて地球では遅れて十月彼岸花咲く
平成二十五年七月十二日
0
毎年、路に赤い花が咲くと何かを感...
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今年また吾子の果敢な死出の旅同行始めよ満月あとに
平成二十五年七月十二日
1
命日の日は満月だったのだろうか。...
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語ること悲し過ぎればせめてこの堪えうるほどの小さきうたを
平成二十五年七月十二日
1
短歌がなかったら、刻々の心を止め...
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紅色のもみじ葵とふ手の形真似してみせぬ二才の吾子は
平成二十五年七月十日
1
弟が産まれようというころ、本当に...
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悲しみをひしと抱いてあやしてる潰されそうなそんな日もある
平成二十五年七月十日
24
口語だ。 何故こんな悲しみを背...
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思はぬにメガネ探せば吾子に似る我がぼやけ顔鏡にありし
平成二十五年七月十日
5
まったく似ていない、と思っていた...
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ぎりぎりと残暑の道を巻かれゆき援軍来ざる恋ふ人もまた
平成二十五年七月十日
3
援軍は母であったはずだが、できる...
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夏風に仏桑華赤し笑みの湧く働き盛りの姿想ひて
平成二十五年七月十日
4
まさに死んだ子の歳を数える、しか...
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けふもまた存在せぬこと肯んぜず立ち去るために命はあるも
平成二十五年七月九日
0
本音を言うと、まだ呆然としている...
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