弥栄成就のお気に入りの歌一覧
みをつくし
八疊に何の不足はなけれども 腕を伸ばせば天井に觸るる
22
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みをつくし
アチチチチ慣れぬ五右衞門風呂あがり 掛くる言の葉「ごゆるりと」
17
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みをつくし
年を越え耳懷かしく思ひ出づ 夜更けて聞こゆ淨璢璃の聲
27
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みをつくし
今日の日は思ひ掟つる元始なり 選びし道に迷ひはなけれど
24
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みをつくし
空の青 山深緑 地は萠黄 その中走る車線の白さ
36
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横井 信
まだ夏の香りをのせてゆく風に河原で聞いた秋のささやき
12
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横井 信
八月の夜の河原のせせらぎに暗く沈んだ夏の流星
15
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KEN
こおろぎの 初音に濡れて 昇るかな 秋の隣の 月と明星
14
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名鈴
友呉れし 餞の星を 水脈引きに 船より眺むる 旅の空かな
15
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舞
迎え火も送り火もなく亡き人の思い出のみを偲ぶ盆かな
11
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青き銀椀
洗濯機 合掌するにまだ早しせめて此の夏回りておくれ
8
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青き銀椀
ご先祖も帰りなさりて仰ぎ見る空立ち上がる八月の風
14
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トウジさん
溶けそうや水風呂飛込み吐息つく あぁこのまま金魚になりたい
8
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ながさき
世界中 どこを探して 歩いても 命にまさる 財宝は無し
13
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ななかまど
できるなら茄子と胡瓜の馬たちよ父母の好みし道帰らなむ
15
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滝川昌之
軽くなりそよぎ始めた海風に誰かがせつない秋を見つける
21
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青き銀椀
夏に果て拝む梵字の曼荼羅や猫の置き物へ話し掛ける
11
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青き銀椀
坊様も呼ばずに母の家訪ひてわれ経唱ふ盆深まほし
12
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ながさき
ほとばしる 生命の叫び ここにあり 未来永劫 この道を征く
12
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灰色猫
一匹とまた一匹と拾つては壺に收むる空蝉の夏
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