紹益のお気に入りの歌一覧
ふきのとう
しとしとと小糠雨降る夕暮れの路面は黒く春になるとや
18
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ふきのとう
ひな人形飾るる部屋はにぎやかに母の形見の羽子板そえる
18
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舞
装いは春の先駆け乙女らの脚健やかに如月をゆく
16
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蜃
硝子窓にうつし出さるる吾が姿 もの問ひたげに搖るるたそがれ
15
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市川春水
君が指す風なき春のわかれ道何処に進みて如何に生きんか
9
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みやこうまし
山茶花に何故親しむや 暗緑の逆境に生く侠気に惚れて
16
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まぽりん
初春の陽はやはらかにこぼれきて黄金ににほふ唐梅の花
25
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紫苑
帆にはらむ風の猛きにゆだねつつ小舟の宵辺を波にたゆたふ
12
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詠み人知らず
凍て星は独り佇む片割れの月がこぼした氷の涙
25
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ふきのとう
如月に広がる空はしらじらと映る川面は春のきらめき
20
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ふきのとう
その角を曲がれば母が立っていさうな実家への道をかけ足でゆく
12
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あまおう
愛だとか恋の歌など詠む前にチョコなど欲しい僕に幸あれ
20
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遠井 海
垂れ込める暗くて厚くて重い雲よ立ち去れ あたしのひずみを連れて
3
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五穀米
友という甘き響きのこの頃の長くなりたる付き合いの日々
3
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市川春水
来る世に咲くなら梅の姿にて花の香ながくかほらせよ君
17
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市川春水
春の日に雪は降りてか家々の甍は白く輝きにけり
8
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あまおう
仏前に父が喜ぶブリ大根満足そうに額縁の奥
29
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詠み人知らず
ちらちらと舞う雪の中 高貴なる 黄色く淡い梅のさきがけ
18
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平 美盛
水平に 沈む夕日は 海染めて 碧き水面に 朱の道作る
45
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恣翁
寒き夜に 梅の堪ふとも 独り寝の 玉の肌に霜を寄すまじ
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