夕桐のお気に入りの歌一覧
舞
うつつとも夢とも知らぬ不知火の香のみぞなごり思い出の君
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緒川みるな
明け來れば眞澄の空に聳え立つ美濃の御山に日差す朝
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望月薫
瑠璃色の頭を垂れる紫陽花の見上げる空に笑みの満月
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橘
ふっくらと実る青豆摘み採れば指に残りて匂う初夏の香
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ななかまど
サロベツの地平を染めて咲く音のエゾカンゾウの夏を呼ぶこえ
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名鈴
澪標 立たぬ難波の 淀みにも いつしか適ふ 筋ぞ見ゆらむ
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うすべに
電灯にさそわれ踊る火取虫 今夜もひとり思い出たどる
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河のほとり
行く末の野山のはてのいづこにか悲しきことの聞こえ来ざらむ
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河のほとり
寝覚むれどなぐさめもなき夜の闇に夢と共にも消ぬる身もがな
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河のほとり
世をそむく草の庵の住みよさは玉のうてなになほまさりけり
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柊+
暮れ方の夏のさゆらぎ祭り日の 花火終われば淋しき鼻緒
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桃山
道端の草に紛れて灯をともすホタルブクロの花の淡色
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横井 信
アサガオと並んで見てる蒼空の夏の気配に立ち上がる雲
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横井 信
伸びてゆく青田の畦の夏草のかおる水辺を飛ぶオニヤンマ
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名鈴
折節に 衣を替ふる 望月よ 夏の薄衣 纏ひて誘ふ
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名鈴
人のみに 心有りとは 驕りなり 数ならぬものも 確と兆し持つ
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滝川昌之
さざ波と 影を青田に 走らせて 昇れ夏雲 猛き峰へと
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