うすべにのお気に入りの歌一覧
ななかまど
長々と祈る人あり握りたる五円はいつしか人肌となる
23
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舞
もふもふの防寒服の子らがゆくランドセルにも雪積もらせて
10
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ななかまど
葉を落とすことは冬芽を産むことか桜のこぬれの小雪の朝
13
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へし切
旅立ちし幼なじみを懐かしむ じっと見つめる喪中の葉書
12
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ななかまど
黒糖を食むたび浮かぶキビを刈るうちなーんちゅの鎌の輝き
11
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ななかまど
秋の陽はそろりそろりと知らぬ間に畳を這いて襖を照らす
14
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灰色猫
ぬくもりを受け止められる手のひらを授かり生まれ湯呑を包む
11
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灰色猫
マフラーでぐるぐるじゃれる猫を見ているだけなのにあったかいです
10
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舞
夢にさえ夏は遠くに紫陽花の花立ち枯れて木枯らしのなか
10
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横井 信
夕暮れの影を追いかけ走り出す鼻をくすぐる焚き火のかおり
10
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舞
ひと夜ふる 雨はあがれど ひと夜ごと ひと雨ごとの 秋の山のは
8
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バジル
泣いたぶん幸せも来る 神様はわからぬように帳尻合わす
15
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ななかまど
透き通る風さわやかに実をすすぐ黄金の鎌を誇る稲の穂
11
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御宿川蝉
昏れなずむ 西の山の端 三日月の 耳傾ける まつむしの聲
12
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ななかまど
夏野菜終わりて棚を仕舞うときわれの十指の節くれに秋
12
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舞
ひとり酒 のみつ紐解く万葉の古き歌ひと 我も酔わせと
8
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横井 信
ひと夏をちからいっぱい駆け抜けて秋雨浴びる枯れたひまわり
13
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凌霄花
風さそう夏の名残りの迷い蝶ひららひらひらおうちへ帰ろ
12
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凌霄花
遊歩道柴栗コンと落ちて知る秋の気配を朝な夕なに
11
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ななかまど
遠雷を道案内に夕立ちよ急がないでねバス停までは
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