詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
初燕舞ふが速いか急いでは壁に泥塗り早巣作り始む
9
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コタロー
轟音を立てて土掘るショベルカー我もそろそろ動き出さうか
9
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コタロー
春の池杭の上なる鷺一羽孤獨受け止めじつと動かず
16
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KEN
野邊遊ぶ 良寛樣を 偲ぶにや 埋む鉢の子 菫咲かせて
19
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灰色猫
春のゆく萌ゆる青葉の桜枝に別れを告ぐるうすべにの雨
25
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行宮偏(仮之名)
御代替わり ああ平成が過去になる 卅年の星霜に幕
15
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滝川昌之
先輩と呼ばれててれる二年目の君がスーツに刻んだ自信
22
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青き銀椀
いま桜小さき葉に吹く風に音立てずに揺るるさみどりの候
12
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行宮偏(仮之名)
あの月は太陽がある方角を示すものなり 朝待ちつつ
12
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まぽりん
継ぎ紙に今日も流るる恋がたり書きつたへたる水茎の跡
37
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まぽりん
季はいま令き月なるぞ吹く風の和らぎ花の笑み初めし春
33
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横井 信
花びらが敷き詰められて立ち止まる霞む夕陽の春の堤防
18
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横井 信
葉桜に変わる街並み ゆるやかな風にふわりと花びらは舞う
15
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へし切
さくら咲く春に生まれし孫なれば 将来にどんな 夢 咲かすのか
21
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灰色猫
新たまをスライス塩とオリーブとツナ缶マヨで美味なるサラダ
21
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青き銀椀
しらさぎの子歩む小川ぬくもれる流れ受けつつ止める脚かな
13
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滝川昌之
嬰児(みどりご)と木々の新芽に喩えれば芽に降る雨は産湯のごとし
27
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青き銀椀
春の夜の家にて聞ける笛の音にいかなる月や天のもように
10
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KEN
堅香子の うなじを撫でる 風ほどの 心有ればと 戀振り返る
17
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青き銀椀
春ゆかば道に残れるひとひらの花の香りも標とせむや
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