さいおんのお気に入りの歌一覧
継海
満開の桜を愛でに来た筈が何故か眩しい春の青空
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ななかまど
歳をとる飼い主と犬いつからか教えたこともお手も忘れる
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痴光山
皆下を向きて咲くとふさくら花 見上ぐるひとと笑まふ つかの間
5
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舞
スーパーに誰に選ぶかぎこちなく生花売り場に背広着た人
8
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舞
早蕨の出でくる季節故郷の融く雪清し山の渓水
13
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美生子
白雪の溶けゆく音に誘われて花びら揺らすかたくりの花
15
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兎桃
陽だまりの軒に吊るした洗濯の乾く速さに春来るを知る
11
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音蔵 雅秀
寒と暖まだ繰り返し 桜花 咲き誇る時 はかりかねるや
5
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波端
幾久し時の流れにあらはれて夢に耀ふうつつのかけら
7
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音蔵 雅秀
まだ桜咲かねど空は 花曇り 三寒四温そろそろ幕引き
4
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へし切
初恋の蕾は紅く くちびるに恋をもとむる リップを塗るかな
13
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シダ
啓蟄のいづこにやある寒空の春は暦にのみぞありける
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草木藍
花冷えと春の嵐と曇天に見る人もなく震える桜
10
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茂作
枯れ果つるあぢさゐの枝に新しき みどり芽吹きて春雨の降る
14
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美生子
人知れず里山に咲く花よりもなお愛しきは野原のなずな
14
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舞
つぼみつつほのか色付く桜木は名残りの雪に春の夢みて
8
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へし切
たましひを枝に残して落ち椿 恋のほむらは散りて知るらむ
16
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横井 信
雨行けば桜の花もほころんで新たな本の表紙をめくる
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音蔵 雅秀
久方に見る青空は ちぎれ雲 無数に浮かび 風凪動かず
5
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横井 信
みどり増す田んぼの土手に菜の花のしずかに揺れて見送る列車
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