ななかまどのお気に入りの歌一覧
茂作
お大師に會ひたきと云ひ四國路を 巡りし友は常世に逝きぬ
13
もっと見る
舞
濃紺のセーラー服のスカーフの結び目かたき霜降のころ
6
もっと見る
名鈴
たまきはる この世の限り 君と見し 美しかる秋を かけて忘れず
11
もっと見る
朝比奈
寒き夜の妻淹れくれし熱き茶の労いにつく深き一息
11
もっと見る
葛城
朝霧のあまねく降りて草も木も冷えいりぬかな霜降の候
10
もっと見る
ひげじぃ
清流の簗にかかりし落ち鮎の空を仰ぎて何を思はむ
14
もっと見る
桃山
草むらに虫の声する夜もいつか失せて哀しき冬隣りかな
11
もっと見る
音弥
しらたまの歯に沁みとおる秋の夜の酒賑やかに友と呑むべし
14
もっと見る
里香
今だにも もしもを描いてみるんです 浮き世憂き世の 青春でしたから
6
もっと見る
橘
木枯らしに凍えて枝を離れしか桜落葉の山と積もれる
13
もっと見る
雨夜
觀念は朝にも降りし魔術かもノヴァーリスとふ薔薇ゑみたり
5
もっと見る
名鈴
人の心 浮き立たするは 数あれど うち寛がする 家こそ良けれ
13
もっと見る
葛城
湧き寄せる鱗の雲の幾千に載り帰りませ八百万の神
8
もっと見る
ひげじぃ
白みゆく空を仰がば早天のビルの谷間に「今日」の生まるる
11
もっと見る
桃山
柔らかな色を集めて咲きし薔薇微笑むばかりに冷たき朝に
13
もっと見る
音弥
海底の火山噴火で軽石は重い被害を齎してをり
7
もっと見る
恣翁
テーブルにこぼれたる火酒 くちなはに似て 我が前へ這ひ寄らむとす
9
もっと見る
へし切
秋の夜をこころ閑かに眺めふる闇のしじまに雨音をきく
14
もっと見る
橘
秋ももう終わりとみなし衣替え部屋も車もコスメティックも
8
もっと見る
さいおん
射干玉 夜明去者 峨奈杜 幾許騒 暁烏鴨
3
もっと見る
[1]
<<
691
|
692
|
693
|
694
|
695
|
696
|
697
|
698
|
699
|
700
|
701
>>
[1351]