ななかまどのお気に入りの歌一覧
コタロー
干上がりし池に水乞ふ白鷺の夕暮れ時を佇み止まぬ
8
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うすべに
北風になびくすすきの九十九髪 飛ばす綿毛は明日香へ向かう
6
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へし切
爺ちゃんに お願いあるのと 愛しきよし Lineが繋ぐ 孫との絆
8
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名鈴
形見にと 交はす衣と 玉の櫛 いづれの時に またも逢ひ見む
11
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茂作
なんの杜 川とも知れぬ反り橋の 朱にも負けず燃ゆる紅葉
13
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舞
エクセルの画面に飽きてはぐれ雲眺め吐息す窓際の席
6
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名鈴
玉くしげ 再び見ゆる その日まで 契りし心 頼み待ちなむ
11
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ひげじぃ
ささくれを逆に抜くごと生きたりき 気づくが遅き自らを責む
11
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きくゑ
薄野や朝陽浴びをり悠々と啼く波穂先うぶ毛の如し
5
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へし切
渋らねばお国の借りは増すばかり 待たぬに来るは破綻にありける
9
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御宿川蝉
葉の落ちし 枝に殘れる 柿の實に 小春日和の陽の暖かき
11
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藤久崇
蟷螂の 香炉に骸を 晒せれば 倶に弔わむ 虫も聖も
7
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名鈴
魂きはる 君を命と 思ふ我を 身身とならせよ 来たる春にも
12
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コタロー
團栗の吾に當たつて坂道を生き物のごと轉がつてゆく
4
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横井 信
秋に野に弾ける朝陽がまぶしくて今日に尾を引く昨日の仕事
9
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コタロー
庭園の川を覗けば數多なる稚魚がピクピク泳ぎて逃げる
6
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コタロー
あをぞらをはらりと落ちるもみぢ葉が芝生の上で晝寢をしたる
9
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うすべに
雲隠れ 闇の嵯峨野の小夜しぐれ 庵の主を待つふじばかま
5
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KEN
昨夜の酒 醒めやらぬかも 小春日の晝 ほの痛き 頭を巡る 旅人牧水
14
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茂作
茅葺きの家の圍爐裏に薪を足し 翁が語る芭蕉の旅路
14
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