詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
初夏の睡蓮鉢の浮草に安らぐように琥珀のめだか
26
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青き銀椀
古に習ひて継げるめづらしさ心ばかりのあとと残れる
15
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へし切
雪解けのほそき流れを集めきて 大河滔滔 大地を流る
18
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滝川昌之
餌せがむ子ツバメのごと井戸端で主婦らは旦那の連休愚痴る
17
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KEN
揚げ饅頭 二つに割れば 山櫻 まだホカホカの こし餡の上
11
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コタロー
せせらぎに小さき水車の廻りたる時の流れを遲くしてゐる
13
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コタロー
五月晴龜は水から這ひ出して石にぎつしり甲羅を干しぬ
6
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コタロー
參拜の稻荷神社の狐像少し眺めて賽錢投げる
10
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灰色猫
五月雨の芝の桜や今しばし心休めていつか咲かばや
28
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横井 信
葉桜の耳をくすぐる清き風みどりに香る木漏れ日の道
19
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行宮偏(仮之名)
「おいお前・・・そいつは何だ!?」 詠むだけで驚愕される異世界短歌
15
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青き銀椀
新月の見へずも心見るべきにわが火うつしてきみの火たやさぬ
10
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KEN
遙かなる 淨璢璃の夢 にほふかな 切り立つ岩の 藤に澤風
13
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滝川昌之
「たまに来る実家はいい」と泣けるよなセリフを置いて子は帰りゆく
23
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Chico
きみがよも そら 飛んで ゆけ隔てなく「 ちちんぷいぷい! 」人のちかくに
14
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へし切
年ごとにわらべの数の減る国の何か祝いのうれしからまし
22
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行宮偏(仮之名)
ノートにて結びつ解きつめぐる魂 いつか出でたし 短歌のリンボ
11
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横井 信
青空に入道雲が立ち上がる見つめる道の信号は赤
17
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KEN
風薫り 鳥謳ふ奧 啜り泣く 林檎の花の 降り積む苫屋
15
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青き銀椀
松若葉うちより萌えてうすき色みづみづしさに陽の透きとほる
10
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