葡萄のお気に入りの歌一覧
falcon
微笑むは垣根のリラかそのわけを話すといひしひとこそ偲べ
11
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falcon
神の手の鳩は放たれ海を越へ南十字の下に憩へり
9
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光源氏
うしや我まなじりを裂くさだめとて波のまぎれの闇におぼめく
10
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河のほとり
願はくは光とどめよ桜花散れば夢とも思ふこころに
13
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河のほとり
かなしさや幾世の花に積もりけむそれが変はらぬ春のさだめに
11
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芳立
海よりも川と思へど海みればああ海と言ふわれは陸の子
10
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紫苑
焔より出づる煙に侵さるる そしてカインはアベルを憎む
9
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善田真琴
愛刀の波刃に宿る月影の手首返せば峰に消えゆく
1
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もなca
鮮やかな青葉の揺れる清しさにそぐわぬ想いをもてあます午後
20
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紫苑
潰えたる夢のあとさき辿りつつ汝が血に染むるSAMOURAIの薔薇
11
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風蘭
曇天の水平線はりんかくがとけてましろなわたあめの下
25
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芳立
探査機の降り立つたとき生物の痕跡として見つけられよう
12
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浅草大将
ゆき惑ふ山路の春やつつじ咲く巌根の陰はなほつららして
15
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しづく
とめどなく落ちる涙は蒸発しどこかで種を芽吹かせるかも
4
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紫苑
淪落の狂気は肩をすべり落ちアンティゴネーは花を食むひと
7
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菱谷真青木
眠たくて身体の中の花や樹があらかた咲いてしまうようです
9
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紫苑
そのかみの思ひは知らね倒されし幹のかたへに薔薇は枯れにき
8
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風蘭
おしゃべりな猫だどうして一声で帰る私をまた引きとめる
17
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河のほとり
花の世の夢のなごりの幻にしばしは匂へ夜はの春風
10
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河のほとり
侘しくてひとり寝る夜はいたづらにあらしな吹きそ雨もろともに
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