蔓葵のお気に入りの歌一覧
KEN
きのふより すずろに細く 風渡る 花降る朝の ひよどりの聲
17
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青き銀椀
夕映へる川に降りけるひとひらの花をひとつの心して見ゆ
14
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舞
秘めしままひと夜契りもなきひとに卯の月の花咲くも哀しく
11
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秋日好
左岸より仰ぐ鐘楼薔薇窓のシテ島景色は夢と崩れて
27
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ももンが
七色の声声一片持ち寄する こころでまた咲く聖堂のバラ
6
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falcon
葉がくれにしのぶおもかげ遲櫻ゆく春をしむこころとどめて
10
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西村 由佳里
久々のタバコの匂いが残る部屋洗車が済むまであと十五分
4
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滝川昌之
コイノボリ令和の空へ助走して今年は派手に飛ぼうじゃないか
23
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萱斎院
糸さくら散り敷く色のはかなさは こぼるる花の名残なりけり
9
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うすべに
長旅のつばめむかえる花吹雪 湯呑みの茶にも花びらひとつ
13
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リクシアナ
シテ島の夜桜照らせ朧づき来世に逢わんノートルダムよ
15
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夢士
桜散る吾もまた散るうたの園青葉となりて戻り来る園
23
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灰色猫
吹き荒ぶ雨にあらがう桜たち止まぬ嵐はありはしないと
23
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うすべに
聖母燃ゆ 悲しみ深くたゆたえど 沈まぬ街は明かりともして
11
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舞
鍋コンロ流しまな板妻の立つ台所から歌が聞こえる
9
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falcon
青春のセーヌの岸に肩ならべ見し尖塔は炎に崩る
12
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可不可
花衣ぬぎ捨てながら今ひとへ 初夏まねく浅緑色
13
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千映
街中に令和の文字が増えて来る夫と食したランチの膳の名
6
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灰色猫
菜の花が君の吐息で揺れている春風よりも甘い香りで
22
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夢士
葉桜となりて愛でらる老木よまた来る春を忘すること無し
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