詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
朝にはひとつふたつと落ちるだろう今が一番重たい椿
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舞
軽々とわれを担ぎし父の手の記憶のみなる春彼岸かな
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葱りんと
卒園式 「育ててくれてありがとう」 こちらこそ 育ってくれて幸せです
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紫苑
査証なと問はぬ町なれぬばたまの真夜のコンビニ敬語の訛り
14
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石川順一
ビックとはびっくり安さと知りにけり桜見に行く途上過程で
15
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石川順一
坂続く環状線に入る前高速道路で風を感じる
17
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コーヤ
お互いに移ろう日々を波立てず過ごして行くは幸だと思う
19
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コーヤ
さくら花咲きて乙女の姿なり想いこがれる君を待つらむ
17
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灰色猫
言の葉の宝の箱をひらいては流星群へかかげる子猿
19
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灰色猫
どうしても羨んでしまう存在がねこじゃらしに遊ばれてます
21
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灰色猫
お互いの瞳のなかにお互いの瞳があるとき永遠はひらく
22
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灰色猫
さよならを告げて去りゆく君の髪なんでそんなに少女の香り
27
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inosann
他愛ない話をした後「かみさん」が鼻歌うたう嬉しき瞬間
21
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夢士
朝の日に誘われ出でむうらうらと野は色づきて菜の花ゆれむ
15
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詠み人知らず
鵺鳥の 片恋のきみ 忘れ侘ぶ 冷たき閨に ひとりかも寝む
15
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詠み人知らず
まぼろしとみまがうごとくわが街にいま聞き初めしうぐいすの声
17
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詠み人知らず
一生が一場の夢と言われればそんな気がする春でもあるよ
23
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詠み人知らず
死ぬるのがただひとつなることわりと言われてもなあ吾の空みる
17
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詠み人知らず
理不尽が隣り合わせのこの世かな むごき天災あるごと思う
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詠み人知らず
寂しさはまこと手強きものなればおりおり顔だす伏流の水
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