みをつくしのお気に入りの歌一覧
トウジさん
四十度 超えれば何暑 定義なし これから先は 必要なるかも
5
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ななかまど
向日葵の十万本に見つめられ黙の重さにたじろぎており
16
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名鈴
なまめかき 瑞枝を選りて 手向けれど 野墓に蔭なく 日に萎るべし
14
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青き銀椀
すいかバー母と食べたる猛暑日の入道雲の二層なる空
12
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高松 蓮
懐かしき 再放送の 洋画見て 歓声上げる 娘の成長
4
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横井 信
暑かった夏の記憶をひもといて風に吹かれる夜のあぜ道
12
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滝川昌之
緑々と夏のまといを残しつつ蜩カナと暮れる山肌
15
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トウジさん
経詠みて 愛しき魂や 還りたり 障りなくあれな つっと御座せ
7
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灰色猫
明日もなくアスファルトに転がってのたうちながら夜に鳴く蝉
24
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ななかまど
真赤なる大輪のはな咲ききるも仕舞いこみたるダリアの花名
11
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弥栄成就
自分だけ いくら平和を 願っても 降りかかる火の粉 覚悟問う夏
15
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トウジさん
戦国の世ほどカードが乱立す 欺かれしは消費者なるや
6
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青き銀椀
左手に両目光れる野良猫の真夜の獣そ畏れつつ見つ
7
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名鈴
夏の夜の 密かなる花 烏瓜 名と逆しまに 白く透き咲く
21
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横井 信
夕涼みしながら歩くあぜ道でいちばん星の遠いかがやき
15
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KEN
たらちねの 母を呼べなむ 人として 魚となりぬ 若きもののふ
12
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滝川昌之
君つけて俺を呼ぶ女子 同窓会 お盆にかえる女子に男子に
19
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ななかまど
声高く心配するは親心旅立てる子に鴉の母は
12
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ながさき
傍観し 眼をそむけてた 人々が 巨悪を育て 悲劇を生んだ
12
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名鈴
年月経 かの夏語る 人僅か 鐘をよすがに 手合はせ偲ぶ
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