艸介のお気に入りの歌一覧
鴇乃
加密列よ 君の香りに惑わされ 夢誘われて さめれば涙
5
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滝川昌之
どうやらね残暑の峠は越えたかと夏バテ馬は往く肥える季へ
16
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ななかまど
地方紙の隅をちいさく賑わすも紙面に載らぬ熊の弁明
12
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名鈴
仄見えし 此岸の様子 危ぶみて 引き返しつや 精霊蜻蛉
15
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青き銀椀
風ふわりとまるとんぼに夢ひとつふたつみっつと秋の増えつつ
13
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水海はるこ
マネキンの脚を外してスカートを脱がせる人と目が合う、一瞬
5
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falcon
君しのびひとり登れるふるさとの丘に血染めの雲吐く夕日
10
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里香
これからもずっとあなたに寄り添って 隣を歩いて行くはずだった
5
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河のほとり
夕されば風も涼しき峰々をめぐりて雲の行くがしづけさ
12
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青き銀椀
吾が魂のありありとして新月の空深むるを今宵とは見む
14
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只野ハル
休校のあれば短い夏休み終わる頃なと親たちが言う
4
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青き銀椀
うす碧き山並澄みしありあけの空も澄みにし東の方
8
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名鈴
ゆく水は 次次流れ 替はれども 川は川なり 今も昔も
13
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滝川昌之
不摂生 違反切符の累積は 胃薬代となって支払う
15
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舞
物干しに吊るされ揺れる浮き輪らよゆくこの夏の語り部となれ
11
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横井 信
八月の夜の河原のせせらぎに暗く沈んだ夏の流星
15
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うすべに
彷徨えば心のすみの暑い夏 夢の居場所をまだ探してる
9
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葭堂
隅田川 夜空に花の 咲く意味を 思うて上を 向く目頭か
5
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みをつくし
空の青 山深緑 地は萠黄 その中走る車線の白さ
36
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谷村思亜
高きより 落ちてゆきたいどこまでも この悲しみの深き丈ほど
5
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