河のほとりのお気に入りの歌一覧
岩崎純一(純星)
夢にだに渡らんと思ふ橋姫の傘もあへなき袖の下陰
4
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岩崎純一(純星)
あかつきの風はもゆらに耀ひて白き玉散る庭の初雪
4
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聴雨
わが君は如何詠むかな落日をとけて消えゆく海月の月を
9
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今村りいこ
はりついた窓の硝子のあまがえる長雨過ぎしかえる池なく
1
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今村りいこ
ななふしも命はてれば擬態する必要もなく枯れ枝となりて
1
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まるたまる
待つことをやめられないのは何故だろう息を吐くとき何かが刺さる
11
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元円
僕は生きて老女は死んで病院を出た年齢のとおりとひとは言うけど
2
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遥歌
雨音は隣人の氣配かき消して向き合ふはこの心のみなり
4
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浅草大将
雲はれて葉にも花にもつき草の露かがよへるむら雨のあと
19
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篠瀬
行き止まり?回れ右ってしてごらん。道はあるでしょ?それじゃ行こうか
3
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たんぽぽすずめ。
老ふ事の許容の少しづつ増える花の名覚ゆる道を愛でしも
17
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今村りいこ
昼下がりようやく晴れてシーツらが畑を隠しはためいている
2
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光源氏
風わたる浅茅が宿をしのぶれど花のすすきがただゆらくのみ
8
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たんぽぽすずめ。
どの業も受けて誠の生抱けば横浜だとて北へ繋がる
11
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光源氏
迷ひきて見しよの夢も闇の中いづこに隱る山なしの花
10
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光源氏
いくたびかふみまどふらん戀の道深き心をなだむ橘
8
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舞
朽ちてゆく人の身なればこの刹那逢う妖かしに夢と任せん
9
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紫苑
折りふしに尖れるものを丸め込み針水晶の黒おほきこと
14
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ふきのとう
黄金の稲穂は重く頭垂れ刈り入れ待ちて夕日に染まる
16
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ふきのとう
虫の音の聞こうる中を愛犬と散歩する道秋風の吹く
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