みをつくしのお気に入りの歌一覧
横井 信
マスクしたままに過ぎ行く夏の日にもう半分の月は見下ろす
13
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滝川昌之
高くなる空へと立てば半分は初秋の風にちぎれゆく雲
23
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トウジさん
長幼の 分別もつかぬ 悲しき世 釣銭口論 警察沙汰に
4
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ななかまど
熱風にかそけく揺れる秋桜を秋のまなこが柔らかに見る
14
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名鈴
暑気あたり 塩辛き肴と 汁粥を 緩緩と召せ 肝も疲るらむ
12
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青き銀椀
ありあけの前に目覚むるゆめの無きところへ落つるべきか朝や
10
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KEN
蝉しぐれ 降れど降れども さるすべり 心の内の 焔の如し
10
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KEN
くれなゐの 千入に変へぬ 百日紅 夏惜しみ降る 蝉の時雨を
11
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横井 信
ひさびさに袖を通したスーツから思い出してくいつものリズム
17
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弥栄成就
熱狂で 迎えられるも 罵倒され 去り行く夏よ 君は気の毒に
13
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トウジさん
流るるは極まりなりかわ浮き草よ 落着く先の周りも知らず
7
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滝川昌之
打ち水に誘われ降りる蝶のごと暖簾ひらりと停まる一客
19
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樟明子
外に出る億劫な日々コロナ禍で誰かと會へば心彈みぬ
5
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ななかまど
真夏日の夏山憶うわが耳に低く鳴きくる雷鳥の声
11
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名鈴
大学は 事の外なり 師と友と 近付きたきが 文のみ通ふ
11
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KEN
こすもすは 秋つぶやけど 春の日の 思ひ出に病む 古里の徑
10
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横井 信
閉めきった部屋にこもった夏の朝 身の入らないいつもの仕事
11
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青き銀椀
つとつとと戀を詠へばゆらゆらと灯消ゆるごとく果てなむ
12
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青き銀椀
半月をわづかな間見ゆるとき心根と見る夜半ぞ愛しき
8
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高松 蓮
半月が とろりとおいしそうに見えた 疲れているのか もう秋なのか
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