桜ねこのお気に入りの歌一覧
風花
ため息の色に染まれる紫陽花の移ろう心梅雨に濯がれ
26
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潮月繁樹
果物屋 赤く並びし さくらんぼ 季節が欲しく 買いて家路へ
22
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もなca
シワひとつなく整然とひるがえる母の洗濯物は凛々しい
27
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詠み人知らず
死んだろか逃げ出したいよな誕生日 届いたものは ちりめん山椒
15
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千草ななせ
口喧嘩、勝ちたいわけではないのです 理論武装は ただの強がり。
31
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水海はるこ
寄り道のすべてを君とできたなら どんどん遠のいてゆけ目的地
42
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潮月繁樹
梅雨まぢか 紫陽花の裏 時を待つ 固く閉じたる でんでん虫よ
13
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桜園
ハウスにてトマトをもいでたべてみるさわやかなかおりのすっとひろがる
22
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舞
父母も夫婦としての何かにの歩みあるらん子には知られぬ
12
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奏
料理どき 側でパジャマの ひなどりが 大口開けて 味見待ちおり
11
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呉竹の憂き節
百くさの花の都に香をとめて寒さはつ音の驚かすかな
22
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甲斐
ひとりでは花にもなれずに絡みつく眼鏡の弦を解いて おやすみ
8
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詠み人知らず
一面の 茅萱の穂綿 輝けど 恋する猫は 見向きもしない
11
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sweets
スコールのようにあの日の記憶だけ、リフレインする、日差しはすでに夏
6
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松本直哉
白きのどみせつつ麦茶のみほしてみなづきをとめいのちみなぎる
12
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ミミンガ
名も知らぬ通りがかりの公園に何と見事な芝桜かな
15
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仔柚
このちょこは君と私のお気に入り辛いときにはこれを食べるの
5
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詠み人知らず
蒲公英の綿毛をふぅと吹き飛ばし 貴方の元へ 想いを連れて
8
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詠み人知らず
イヤリング片方落として引き返す花の麓にそれを見つける
10
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亜貴
ホームへと上がる階段に 押し花のごとく押されし桜の花びら
5
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