河のほとりのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
降りしきる春雨の中で立ちすくむ君には決めた人いたんだね
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詠み人知らず
手を伸ばし君の背中に触れてみる私のものにはならない君の
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詠み人知らず
恋人よ君の左の肩ばかり濡れていたんだ一つの傘で
32
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悠々
獨り身の萬年床にきみ病みて歌を詠みけむ白鳥のごと
17
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悠々
三月の十一日は津浪の日白布に瓦礫の村包めども
14
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七色コイン
僕だけに決めておくれよきみの愛 袖ふるうちにビーダマが落ち
14
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詠み人知らず
一面の菜の花畑に笑ひたる生徒とわれの夢みし朝に
11
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詠み人知らず
友はみな困りしときはわれ頼り用なくなれば電話もすぐきる
16
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紫草
灰色の空を見上げてつくづくに 明日こそ輝く青に會ひたし
15
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あそびくも
末弟の世辞気遣ひにいささかの心残りをもてあます午後
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あそびくも
雛人形ながく桃花を待ちて今尽きぬ習ひに凛々と並みをり
14
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紫苑
邪なストレリチアの羽ばたきの子守歌なれくちなは眠る
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紫苑
雛納過ぎにしのちの種々を知らざる顔の薄紙を解く
7
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紫苑
ひととせの惑ひを負うて流れゆく雛の顔は笑うてゐるか
10
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市川ありさ
地獄より深くて暗い場所へゆくいつも通りのお洒落な服で
9
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艶羽
泣恋ふる 敢無し身ごと 雪となり 汝の手中 解けて消えたひ
2
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工藤吉生
ぷよぷよのように連鎖をして消えろ展望台を埋めるカップル
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光源氏
思ひつむ生死長夜の長き夢おどろおどろに髪はみだれて
7
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木綿
寛容と違うのこれは諦めと言わずにおいたずるくてゴメン
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ふきのとう
ようやくに響き聞こゆる産声に生まれる瞬間と涙あふるる
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