みをつくしのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
その日からサツキに傘を貸してからカンタに増えた目指すべきもの
14
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ななかまど
花もよし木肌もよろしサルスベリ好みて呼べばその花になる
13
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トウジさん
木の葉でも落つれば波紋作れしも 吾が心面はなにも映さず
8
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青き銀椀
風わたる詩を読みて今あの人はどうしてゐるだらう風わたる
7
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艸介
震災の記録伝える番組に 巨大台風報ずるテロップ
5
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横井 信
遠ざかる夏のざわめき 青柿の夕陽に染まる長月の空
10
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青き銀椀
東に月 西に明け星見へて 自ずと前へ向き直したり
4
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滝川昌之
死に場所にたどり着いたか橋脚の陰に陣取り動かぬ野猫
15
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ななかまど
こんなはずこんなはずではなかったと山の五合目われ独り言
13
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山崎ふゆ彦
卓球の試合はがんを忘れさせ二勝三敗悪くはなかった
5
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名鈴
明け暮れに 君を心に 懸きたるよ 健よかなりや 傷痛まぬや
11
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青き銀椀
ただ見らる樹々のごとくになりたくてあかしともして我はゆくかな
7
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横井 信
ため息をひとつ残して出て行けばゲリラ豪雨は行く手を阻む
10
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名鈴
恋ひ恋ひて 真柝の葛 綱となり 常しく君と 結ぼほれたし
10
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青き銀椀
よく思はば我お目出度く ともかくもきみに幸あれ かしこみかしこみ
5
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艸介
空は秋 吹く風も秋 虫の音も されど陽射しと気温は真夏日
4
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青き銀椀
獨りして神のさぞ知る雁がねの聞かず踏みゆく野辺の如しも
6
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青き銀椀
汗も露も 殘んの夏を別れゆく殘らば歌にそのままの君
9
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滝川昌之
一匹で何に抗うライダーの羽音のようなバイク哀しき
17
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名鈴
暁に 我かの気色 醒めぬれば 乱れ髪撫づる 君が添ひ臥す
6
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