猿ノ丞狂介のお気に入りの歌一覧
御子左 俊成
いとこの子増えれば減ってくお年玉めでたくもありめでたくもなし
2
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山桃
栗の木に枯れ葉残りて木枯らしをざんざざんざと笑ってのける
2
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紫紅
近頃は仰ぐばかりの弟子の背目出度くもあり愛でたくもなし
3
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のびのび
ハンカチを借りる軽さでおじさんは「ちょっと拝借」と父を連れだす
4
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まるたまる
「夜型ですか?」とWiiFitが話しかける人工知能は優しすぎる
11
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山桃
成人はいつになるかと式を待つ心十四に変わらぬものを
3
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青海波
完全な自由開放求めても行き着く先は完全孤独
7
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庭鳥
みぞれ降る候も変わらず路肩寄り待機ハイヤー排気ガス吐く
2
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でくのぼう
氷雨降る泥濘の道一輪の椿枝折りて君を待ちをり
11
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紫苑
君を見ぬ深山に凍る涙とき雪をさくらと歌へうぐひす
11
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さる
不況故 景気を祈る 人多く 十日戎の 賑わひにけり
4
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ビビ
「何さま?」と ついにまさかの有様だ 僕の姫様 俺様になる
7
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庭鳥
蛸足の配線嫌でカーペット、ノート、プリンタ椅子取りとなる
4
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紫苑
「門前の風は死にき」と書きしひとの野沢の芹に生覚ゆらむ
5
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浅草大将
恋ゆゑに厚き氷も千端破る神こそ渡れ諏訪のみづうみ
8
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真田 虫太郎
「政治とは税だ」と君が言ったのに 一月六日は辞任記念日
9
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さる
梯子のり 大の字になる 出初式 江戸の火消しの心意気みせ
3
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有為
あらたまの年にも月は来経るらむ君が襲衣に立たなむ月は
4
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庭鳥
大胆に脚振り上げどしなやかなドレスは踊りワルツ奏でる
8
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さる
七十で恋する人も在しますわれも習ひてふたたび屹たむ
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