詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
日の沈み茜さす雲たなびきて南天高く上弦の月
26
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ひよこ豆
葉の上でふんわり揺れる合歓の花疲れを癒やす優しい色で
25
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滝川昌之
日の出から鳴いてる蝉の懸命さ生きる密度で人は勝てない
35
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恋葉
夏野原午前六時の朝露が蛍の夢を映しきらめく
10
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ななかまど
「朝ご飯ちゃんと食べたの」声きこゆ七十の子に九十の母
12
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詠み人知らず
プールでは夏が静かに歪んでるゴーグル越しの高い太陽
12
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falcon
長刀に入り日残してともる灯に祇園囃子のいよいよ熱く
15
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詠み人知らず
高徳が闇に刻みし忠節の桜木は老いれど誉れは高く
10
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詠み人知らず
吉備路きて日畑廃寺に一陣の風通りすぐ古代香のせて
10
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詠み人知らず
光浴び 輝ける場所 立つ者と 日陰に座る 花 紡ぐ者
5
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藤久崇
高光る 日こそ休めよ ぬばたまの 黒き使いも 蔭に隠れば
22
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詠み人知らず
削り氷も舌に乗らずに溶け失せる夏の唸りを戸外へ思う
10
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詠み人知らず
おのが合う場所はいずくと探せずにぽかりぽかりと夏の星指す
14
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詠み人知らず
手馴らして柄剥げにけり 香うすれて甘酸き思ひ出もこそ消え去れ
11
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詠み人知らず
笑まれしも滲み出たる気の強さ チキンセンサー警報鳴らせり
11
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詠み人知らず
空バケツ蹴りなば音のかまびすし 水を湛ふる人になりたし
12
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吉野 鮎
向日葵の迷路彷徨ふもどかしさ死に體列島灼熱の中
18
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び わ
ありがたい今日もヨガに参加でき先生かこみ皆(みな)で楽しむ
9
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夢士
猛暑ゆえ人の心も煮えたぎる捌け口求めする八つ当たり
15
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夢士
梁に跳ね水に放たれ一休み後はどうなと吾は満足
14
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