ななかまどのお気に入りの歌一覧
灰色猫
憐れみの雨を浴びてはこの皮膚が魚のようであればと願う
7
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灰色猫
渓流の神に伺う数匹の命をもらってかいませんか
6
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灰色猫
ぽつぽつと音符を置いてゆくようにアルミの塀を鳴らしゆく傘
13
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うすべに
菜の花もあおく沈んで闇のいろ おぼろ月夜の恋のおはなし
13
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falcon
いずかたの梅の梢か風さそふ香りにとくるかたみほのかに
10
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KEN
山城の 搦手漫ろ 消ぬ道に 標と哭きぬ 木間の鶯
11
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横井 信
もう今日はここで寝るかと花の咲く梅の小枝ですずめが騒ぐ
17
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行宮偏(仮之名)
淡い色そして微妙にメタリック路地裏にある未来感だね
3
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杜鵑草
おしなべて遍く惠む春とても賜はりがたき身こそ惜しけれ
10
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茂作
切り拔きの新聞記事が氣に掛かる 妻の心の知らない部分
20
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舞
時をゆく旅人老いて澪つくし夢のみたどる歩み来る道
11
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灰色猫
憐れみの雨を浴びてはこの皮膚が蛙のようであればと願う
12
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虹岡思惟造
旧き友携え来る梅一枝患う前は酒にありしも
12
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きくゑ
ゆりかごを擁きし木立脈々と 水面の透ける芽吹き待つころ
10
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凌霄花
暁烏友呼ぶ声の高くして吉備路弥生の風の間に間に
13
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ガビー
マリンブルーに塗り替えられた滑り台 出航を待つ帆船のように
6
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へし切
うららかな春の日なのに 通院の道はるかなり 儘ならぬ身は
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千映2
母が二度吾を呼んだ声聞こえてはなーにと返事居るはずもない
6
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千映2
啓蟄の過ぎてそろそろ吾も庭の花木に優し声を掛けよか
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恣翁
月面に初めて立ちし人のごと おづおづ探れ 尻の割れめを
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