横井 信のお気に入りの歌一覧
杏実
さみしいと 言える素直さ 押し包み 流せた涙 友に感謝
5
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大獏
昼行灯さくら散華の道すがらあんぱんのへそを食らう長閑
5
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び わ
難聴の吾を気遣い病院は順番来るとわざわざ呼びに
5
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舞
マヨイガの 常世桜の 木の下に 出でよやまびと 乙女姿し
9
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のぶ
わがこころ預けし人の言の葉が光となりて我を導く
3
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ひな ろくろう
音たてて渚に寄せる白浪は我が足もとで力の盡きぬ
9
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ひな ろくろう
これは喉これ頭蓋骨これ耳と燒き場の人が父の骨指す
6
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のぶ
仕込まれしラジオ体操さへ拒む肩の悲鳴にひとりたまげる
4
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茂作
大多喜の梅もさくらも散りにけり 春を惜しむや鶯の鳴く
14
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シダ
散りぬれば色も褪せなむ花びらの末期の舞に染まりける風
11
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小春空
沈黙の言葉の重み知れる人語られること多き日本で
5
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夕夏
ようやくとおちばすぎっぱかたづけどしんりょくのなかかしのはのまう
2
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のぶ
我よりも二十歳も若き師に習い未知の伸びしろ気づく嬉しさ
6
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杜鵑草
むつましく番へる鴨のゐる川に見ゆるや遠き我が春の日日
9
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ながさき
竹山に 春の嵐が 吹きすさぶ 右に左に 踊るがごとく
16
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小春空
損得の結果かどうか分からぬが明日へ繋ぐ縁もあるか
6
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トウジさん
エーアイは棋界に嵐巻き起こし歌も詠むらし歌聖しのぐや
9
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うすべに
街角で手をさしのべてはなみずき 天にむかって雨をよろこぶ
11
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滝川昌之
紫木蓮はらはら落ちて傍に来た春の嵐の始め知らせる
17
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ななかまど
菜の花の命の欲の怯みなく茎を摘みても朝に芽吹きぬ
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