横井 信のお気に入りの歌一覧
ななかまど
陽が昇り新しき朝始まれば門出に吉方向きて手あわす
13
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へし切
どの顔も 心の見えない微笑で 見えてしまうの 薄ら笑いに
14
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更紗
あの頃の苦い思い出歌にして珈琲のごと楽しんでいる
10
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のぶ
我が膝に雀とまりて米を食み好風舞いし春の思い出
9
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ハーコット
世の中を母に委ねてただ生きる 乳房押さえるもみじ手可愛い
9
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しきしま
桜花散りしのちこそ我が春と玉川の辺に山吹ぞ咲く
16
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虹岡思惟造
疎かに差してなるまじビニール傘ルーツ辿れば古代エジプト
10
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大獏
眠れぬ夜の迷ふ羊の群れたちは春の電車が揺れては跳ねて
7
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杏実
さみしいと 言える素直さ 押し包み 流せた涙 友に感謝
5
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大獏
昼行灯さくら散華の道すがらあんぱんのへそを食らう長閑
5
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び わ
難聴の吾を気遣い病院は順番来るとわざわざ呼びに
5
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舞
マヨイガの 常世桜の 木の下に 出でよやまびと 乙女姿し
9
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のぶ
わがこころ預けし人の言の葉が光となりて我を導く
3
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ひな ろくろう
音たてて渚に寄せる白浪は我が足もとで力の盡きぬ
9
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ひな ろくろう
これは喉これ頭蓋骨これ耳と燒き場の人が父の骨指す
6
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のぶ
仕込まれしラジオ体操さへ拒む肩の悲鳴にひとりたまげる
4
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茂作
大多喜の梅もさくらも散りにけり 春を惜しむや鶯の鳴く
14
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シダ
散りぬれば色も褪せなむ花びらの末期の舞に染まりける風
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小春空
沈黙の言葉の重み知れる人語られること多き日本で
5
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夕夏
ようやくとおちばすぎっぱかたづけどしんりょくのなかかしのはのまう
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