詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
デラモルテ
滿開の櫻は散るや晩春の雪降り積もる清明の夜
13
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秋日好
出がけには止めばいいがと花夜雨足を引きずる君を想った
16
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うすべに
気まぐれな蜜吸う蝶にうすべにの 吐息せつなく花ひらく夜
10
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うすべに
老いてなお闇に燃えたついろ艶に 夜風に揺らすうすべにの髪
16
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うすべに
望月のひかりに花は燃えあがる 白い炎のゆれる静けさ
14
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コタロー
しとど降る雨の小徑に入りたれば濡るる櫻に初音聞くなり
12
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コタロー
初燕舞ふが速いか急いでは壁に泥塗り早巣作り始む
9
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コタロー
春の池杭の上なる鷺一羽孤獨受け止めじつと動かず
16
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夢士
「やあ・よう」と桜に曳かれ集ひ来る昭和を語る若き日の友
14
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夢士
ぶり返す寒さ雨降り四月空夜桜やめて独り燗酒け
12
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夢士
池の面に古木の花の散り敷きて番の鴨のゆるりと進む
20
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夢士
鈍色の空を仰ぎて雪桜枝も重たげ咲く花抱く
20
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夢士
春颯花は散る散る人も散る畔の桜は朽ち果て倒る
15
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藤久崇
降り敷きて 春の襲の 目黒川 千代に染み入る 柵の花
19
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青き銀椀
しらさぎの子歩む小川ぬくもれる流れ受けつつ止める脚かな
13
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青き銀椀
春の夜の家にて聞ける笛の音にいかなる月や天のもように
10
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青き銀椀
春ゆかば道に残れるひとひらの花の香りも標とせむや
13
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青き銀椀
日の寒みひこばえに残る花あれば出づる葉もありないまぜにして風
12
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光源氏
花宴三味の音色に醉ひしれて賀茂の川原の夜ぞ更けゆく
10
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光源氏
うつろひの恋のつらさにさそはれてまたふりつもる花のしら雪
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