詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
名鈴
定まれる 世の慣らひにも 疑ひて 他を探るは などてか悪しき
13
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うすべに
惜しむ秋 つのる想いを積もらせて 水淀ませる赤いしがらみ
8
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夢士
朱鷺色に染まる冬空びゅーと吹く風に襟たて暫し佇む
12
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滝川昌之
手水舎に映る紅葉と浮くモミジどちら掬えど小々波の立つ
19
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栞
一匹と二人の寝息を聴きながらココア片手に本読む至福
10
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滝川昌之
溜めるだけ朝陽溜めてはこぼれ落つ冬の泪のごとき結露よ
20
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灰色猫
失くしてはいけないものを失くしてもスピカは君を照らしつづける
10
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夏深
風止みし夜に裸木そびえ立つ傍らに月白く侍らせ
9
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名鈴
わりなくも 寄り付きたけれど 物怖ぢす いかで見付くや 相思ふ人
19
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灰色猫
暗闇に北極星を描いたのあなたを明日へ導くために
9
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名鈴
君に恋ふ 思ひも言わで 身を尽くす 鳴かずに燃ゆる 蛍のごとく
19
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舞
追い来たる老いてゆものを背に負いて美味しくもなき歳をまた喰う
11
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ななかまど
いつまでも尖がる心よ虚しかり堪忍袋つくろうは吾
9
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横井 信
沈みゆく冬日を胸に受けとめて暮れゆく町にひろがるチャイム
13
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灰色猫
いつだって僕らは地球と共にある宇宙を生きてる生命なんだ
6
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千映
吸塵力諦め手軽さ掃除機に片手操作を求める師走
7
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菜々子
弁当の卵焼きには隠し味 これであなたのハートをゲット
5
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松本直哉
すみれほど小さき人に生まれなばすみれの色の靴を履かまし
4
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源 漫
ゆく汽車のをどるに醒めて窓の外の日暮れの村に先火立つ見ゆ
4
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ななかまど
一日に一首詠まんと言の葉を空に探せば師走の小雪
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