もなcaのお気に入りの歌一覧
舞
春雨の色に染まるや雪なるや弥生に白き水仙の咲く
9
もっと見る
詠み人知らず
彩とりどり団地に干せる布団には 貧富を越えて陽光そそぐ
18
もっと見る
舞
吾が胸に花ひとつ有り見る人も知る人も無く密やかに咲く
31
もっと見る
工藤吉生
ぷよぷよのように連鎖をして消えろ展望台を埋めるカップル
46
もっと見る
詠み人知らず
同窓会で好きだった女性の横におり 「好きだった」とは言わない美学
34
もっと見る
聴雨
春の野辺ひと雨ごとに青芽立ちひと風ごとに花は紅さす
15
もっと見る
さる
縁側にさしこむ光あたたかく老いのふたりをつつむがごとく
16
もっと見る
光源氏
散りみだる花のまがひに袖は濡れ月影寒し春の山もと
15
もっと見る
光源氏
ただ風によりてただよふ梅の花水面の影もうつろひにけり
15
もっと見る
河のほとり
梅の花かすむ夕べの景色にも香こそ軒端の風に仄めけ
17
もっと見る
聴雨
春の宵灯せど消ゆるほの明かり身を知る雨に濡るる袖かな
10
もっと見る
七色コイン
愛だとか憎しみだとか握りしめ 明日の為のジャブを繰り出す
12
もっと見る
恣翁
水鳥の立つ音の方に 振り向けば 春は未だし 比良の残雪
27
もっと見る
詠み人知らず
目ざむれば活けし花桃匂いたち日差し明るき弥生の喜び
16
もっと見る
詠み人知らず
振り向いて もう一度だけ手を降ろう君に涙が見えない距離で
29
もっと見る
そらの珊瑚
人はなぜほんとうのことを知りたがる 知ってしまえば戻れぬものを
11
もっと見る
みやこうまし
時雨去り梅の枝穂に落日の光たまりて蕾みゆらげり
15
もっと見る
薫智
孤独とはひとりで過ごすことでなく生かされてると忘れてる時
170
もっと見る
紫草
香り立つ梅の初花ほころぶを とどめて積もるなごり雪かな
16
もっと見る
紫苑
蕗の薹ひとつ葉陰に出で初めてわが狭庭にも春おとづれぬ
12
もっと見る
[1]
<<
274
|
275
|
276
|
277
|
278
|
279
|
280
|
281
|
282
|
283
|
284
>>
[284]