橘のお気に入りの歌一覧
シダ
鳴神を遠くに聞きてひとときの静けさののち光の落ちぬ
4
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シダ
いきつかばうらみつらみのためいけにひとつうき身のさきもあるまじ
5
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舞
花散ると見上げて風に蝶々の揺れてさらばと夏の青空
9
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桃山
ゆっくりと遅めな朝のルーティンの後は任せる夫の気分に
9
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音弥
旬の物とはいえどこか持ち重り冷蔵エリアに居座るスイカ
12
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つばす
亡き母の上がらない肩その足が 彼の地でスキップしているといいね
2
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柊+
心にはひとつ大きな墓があり 時に供える折々の花
14
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朝比奈
まぶた閉じ一息入れてスケルトン埋める手軽さ脳の休憩
14
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舞
名のみ知る思いに初めて戸惑いてなすすべもなく春の呪いに
4
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音弥
湿っぽい重い大気を突っ切って朝風呂の為の早朝ジョギング
7
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みっさん
丁寧に壁を塗りゆく左官屋の職人気質誇りと自信
6
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葛城
鳴り響く緊急避難アラートに朧な夢も吹き飛ぶ夜明け
14
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桃山
夜通しの雨風にもまれ倒れ伏すデュランタ助け介抱の朝
9
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御宿川蝉
夕立の あがりて涼し 盆の宵 櫓太鼓に 星の瞬く
10
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音弥
脇見走りで停まった車に衝突し たまげる犬のアホづらに和む
6
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詠み人知らず
蛹のまま老けていく私だから空飛ぶものは蛾でも羨む
4
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朝比奈
とつおいつ辿る記憶の空の下グランピングの夏の語らい
18
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び わ
散歩道蝉が彼方此方横たわり遠く聴こえる秋を呼ぶ声
7
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葛城
明けきらぬ夜の薄闇を其處此處に透かし眺める秋雨の庭
15
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桃山
湖に立つ雨霧はとどこおり昨日も今日もやや秋の空
10
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