へし切のお気に入りの歌一覧
村上 喬
さよならの季節のあとに一輪のひまわり咲いて 夏の陽射しよ
24
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只野ハル
退院後戻らないのは歩こうという意思ではないかと思える
11
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只野ハル
避難して使えなかった切符持ち乗りに行きたいという記事を見た
9
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只野ハル
カーブにある駅を見下ろす陸橋で君を待つ日はもう来なくても
10
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守乃みさと.
雨音に君を想うも六月の紫陽花色の濃き傘は揺れ
17
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矢車菊
やはらかき言葉の重みてのひらにけふも小さき古語辞典繰る
17
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千映
今年初玉蜀黍が食卓にとうきびという母は道産子
12
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恣翁
冷静な「彼女と寝たの?」てふ声に 吾の息づかひ 凍りつきたり
22
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Chico
シャボン玉 うつろふ息吹見守りて 生きているねとかげろふの母
14
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秋日好
日本人全てがきっと反対す3メータあるとちの木移植
15
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千映
母を詠む歌増えているこの頃は家の中心に鎮座している
9
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都詩
正論で斬り込んでくる娘への言葉を探して皿洗いをり
33
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詠み人知らず
女子たちは知らないでしょうその香り シャンプー前の 狂おしい髪
15
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詠み人知らず
この骨が喉仏だと教えられ ごくりと唾を 飲み込んでいた
19
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詠み人知らず
あなたのは爪を出さない猫パンチ ぷにゅぷにゅしてて 傷がつかない
14
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紫苑
雨やみぬ、夜の真中の底やはらかくうつ指おとのあなたにとどく
14
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ミミンガ
私にと母が買いしソロバンを今は息子が習いてはじく
13
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小幸
触れた先ただそれだけで溶けていく ふたりはひとつ今この時は
10
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桜園
久方に夫と声あげ野球みる好みの球団勝ってよかった
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小幸
裂け目から溢れだす血は止まらない染まる両手 君が恋しい
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