幸子のお気に入りの歌一覧
矢車菊
とけ残る雪のごとくにきらきらと言えない気持ちずっと抱えて
12
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夢士
春彼岸白木蓮の風にゆれ冷たき水や洗う石塔
19
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詠み人知らず
本日の雑損二千七百円 たいしたことない だけど悲しい
9
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葱りんと
「受験」という 重石を外し 羽広げ イカロス君は 飛ぶ飛ぶ飛んでる
7
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へし切
うすらかに春の彼岸にはだれ雪なごりに降りつむ妹が奥つ城
23
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滝川昌之
伯母の手を引けば力んで一歩ずつ霙の混じる春の墓参は
23
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夢士
春彼岸窓に降る雪さわさわと蕾包みてキラリと光る
14
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石川順一
右ひざが痛む月曜風呂上がりミセイや存の朗読を聞く
12
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舞
北国の春の先駆け街をゆく乙女子たちの装い明かく
9
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守乃みさと.
おにぎりは母特製の梅干しとアタクシ法の定めるところ
18
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ななかまど
梅ヶ枝に載りて嬉しや那須の峰いましばらくは冬の顔して
8
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詠み人知らず
戯れに詠みて送りし歌なれど BL短歌で広ごる連帯
6
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詠み人知らず
確とある左官屋の腕 均一にセメント塗るも 猫のあしあと
16
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詠み人知らず
卓の上に蝋燭灯し香ひねり故人偲びて清々しく祈む
11
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夢士
孫連れて綺麗きれいと花愛でるバァバの姿美しきこと
10
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工藤吉生
白ずくめになって給食当番をしているオレはよい子だったか
3
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夢士
散歩路桜一分の咲き始め今日一日の元気貰ひぬ
10
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葱りんと
「すごいいい事思いついちゃった私」たぶんダメだよ 僕だけに言って
9
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風花
「天才や」母叫びたり車内吊り広告の仮名読めた我が子に
23
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横井 信
若草の 雨露に濡れ 輝ける 朝のひととき 警笛に消え
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