詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
白瀬
電車内青き蛙とにらみ合い閑散たる床無事に帰れよ
6
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横井 信
花散らす風の夜にも朝は来るみどりまぶしく混み合う電車
8
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恣翁
和紙を漉きし指の毛細血管を 繊維偲はゆ 陽に透かすれば
17
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青き銀椀
毎日を悔やみてをれば気が付きてマスク一つなど作りてみたり
12
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名鈴
情けなし 頻る軍を 知りたれば 慈悲の心の 世に満ちにしが
11
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舞
花を待つ北の国にも先駆けてまず乙女子の春を装おう
10
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夕夏
きんせんのやりとりてがたさいようしちょうきへんさいくにでほしょうを
2
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夕夏
じったいのないでんしまねーにふりかえてやりすごすこともかんがえて
3
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夕夏
けっぺきしょうのひとをわらえぬじだいなりまねてみたいがなやましき
4
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夕夏
はるのはなにじいろにうつろいけりなあびるひざしがのやまをてらし
4
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千葉 甫
一本の路傍の桜満開の今日は朝から音の無い雨
10
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千映2
君が漕ぐ花筏なら乗りますと深い眠りの春浅きころ
28
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夏深
淡く咲き日ごと濃さ増すボケに似せ化身すればなお目覚めゆくやも
8
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ななかまど
蠢くという字に春の虫の這う鬱なる虫と躁なる虫と
10
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詠み人知らず
神名乗る横柄極まりない客に真の天罰くだりますよう
3
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夕夏
ぎいんさんますくすがたがおかしくてやじにたいするじぎゃくねたふり
4
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夕夏
とりいんふるでまっさつされたとりたちがちきんれーすひとにしかけ
4
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夕夏
しきのあるにほんのしぜんかみがみがおわすさいがいいくたびあれど
4
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雲居の月
ながむれば空のあなたに見えつらむ影な隠しそ夜半のうき雲
10
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横井 信
春風にそっと流れるひとひらのゆずり葉くるり山寺の池
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