恣翁のお気に入りの歌一覧
日央
白藤の 揺れる姿を 眺め居て過ぎ行く風に 皐月を感ず
8
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聴雨
一条の夕日は淡きはつ夏の宵待ち草の花いろとなる
11
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芳立
あまざかる鄙に都はわすれども風をぞ妻のささやきと聞く
12
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浅草大将
浦うらに楫とる水夫はおのがじし広くも深き海をゆくかな
13
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紫苑
おのがじし身に添ふ歌はとりどりに刻の華なれ強ひるべからず
18
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卯月
幼子が笑顔で駆けてくる姿を見るため園にお迎えに行く
3
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さる
蒲公英の綿毛のごとき種が飛ぶ南の風に身を委ねつつ
5
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詠み人知らず
萌ゆる髪想えばこその重さなりかざしの花に隠す浮き足
1
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狭霧
陽を砕く早瀬のぼれる若鮎の鱗きらめく初夏は来にけり
10
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夢想家
我酔えど会話弾まぬ集まりに時計ばかりが頭に浮かぶ
5
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木村ぽて子
くっついて寝るにはそろそろ暑いけど文句言いつつ抱き締めてくれる
4
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敷島ヤマト
簡単にあやまらないで 怒ってる理由も知ろうとしてないくせに
4
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ふきのとう
田植え作業終えし農夫は晴れ晴れと笑顔残して帰路につくかな
10
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ふきのとう
機械化に夫婦で田植え励みおり家族総出は遠き昔に
6
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埋もれ木
我が君と呼べればどんなにいいことか君は我が君のみにはあらず
8
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かっぱちゃん
辛いなら泣けばいいのに無理をして笑顏ふりまくあなたが悲しい
11
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敷島ヤマト
職業の選択の自由持っていて選ぶのでなく選ばれている
4
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紫苑
寡黙なれば知らず過ぐしき胸に組む両手に包み持ちてゆくもの
18
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紫苑
疎ましと思ふ日もあらめ精薄のおとうとを持つ義兄たる日々は
12
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きさ
失って初めて分かる悲しみを知るのはもっと後がよかった
8
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