まるえふのお気に入りの歌一覧
光源氏
通ひ馴れし戀路で迷ふむなしさよ今宵伏見の酒で醉ひたし
12
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詠み人知らず
真夜中のことばあそび果てしらず栞のありかを誰か教えて
3
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シュンイチ
思春期にふれた詩集のやさしさをあなたの腕のなかで見つけた
21
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あどりあん
変わりしは君か我か紫陽花の色恨めしき頬つたう涙
4
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あどりあん
汗ばんだ額ぬぐいて分かち合う種まくよろこび子供に繋ぎ
13
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只野ハル
取り替えたLED電球より先に逝くと笑う老夫婦
10
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恣翁
白波を 立て行く舟を 尻目にし 軍艦島の 陽炎に揺る
14
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ケンイチ
草々を騒がせ風は滅びゆく記憶の如しまた街道をゆく
16
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芳立
黒南風に袖をりかへす大和路に生ふる五十の草思ひつつ
11
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聴雨
筆とれば思ひの川の堰は切れ流るる文になみだ雨降る
13
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只野ハル
呑み足りぬ宴のはけて帰り道コンビニで買うロング缶パック
5
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氷魚
このひとが少し猫背であることを眺むポジション譲りたくない
21
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なり
指さしたバックスクリーンにたたきこめばなんでも正しくなるような午後
6
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聴雨
思ひ火をほのかに灯しほの消ゆる涙の川の初ほたるかな
19
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薫智
白色になれない僕は黒にならなれる結局モノクロな日々
9
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きりあ
六月の桜の花に問いかけたわたしの領分のままの道
15
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詠み人知らず
我が人生失敗の連続なりこんなことで終わっていくのか
9
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紫苑
たのしみは鳥鳴き交はす梅雨晴れの朝に受けし歌開くとき
18
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只野ハル
持て余す夜が長くて何となくシンク磨きを始めてしまう
9
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沙枝
恋人は去ったのでした明日からわたしは好きな服を着れるわ
18
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