恣翁のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
いつもとは違う枕と腕の中朝日が照らすシーツと裸身
2
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リンダ
返信の来ないアドレス削除して小さな恋のよくあるピリオド
28
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浅草大将
異邦人きづな結べぬ紐育ふるあめりかのいとも冷たく
11
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かなざわゆきお
川柳の終わったことを知らないでそっと覗いてため息漏らす
4
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紫草
呆け義母を褒めて叱って涙落つ 強くなりたい優しくなりたい
24
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詠み人知らず
亡き母の好みし花の壁掛けに今朝さきそめし紅梅させり
19
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詠み人知らず
ふり返る軒先の玉葱すましている何かふと思い家を出てきた
2
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詠み人知らず
眠れたか毎朝決まって聞く夫に大丈夫という我が家のあいさつ
11
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氷魚
さっきまで散らかっていた鍋、お椀流しに運ぶ水が冷たい
4
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紫苑
生計にはなほ遠くして苦しみも勉強とふを空ごとに聞く
6
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紫苑
吹く風に紅き蹴出しのほの見えて春の川面にさざなみ渡る
9
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いちにのパッパ
凧あがる冬の青空どこまでも青が光って子の声がする
4
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花鳥風月
変わらない明日が来るのが物足りず無駄に長起きしているけれど
4
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詠み人知らず
繋ぐ手の ぬくもり感じ 寄り添って 春を待ってる ポケットの中
11
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紫草
背に温き丸い視線に振り向けば 母と目があう薄夕間暮れ
12
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ねこめ
思い出になりきれなくて一度だけ触れた指先染みるよ、じわり
7
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舞
歳ゆえか傘を忘れるモノ忘する情けなきかな夢さえ無くす
4
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紫苑
ひそやかに春立ちぬらむ花細し葦牙のごと萌え出づるもの
6
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ゆうくん
温かき 心伝える 味噌汁の 若芽に香る 早春の海
5
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工藤吉生
歯についたチョコフレークを爪で取りひとりぼっちを謳歌している
7
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