蔓葵のお気に入りの歌一覧
へし切
じわじわと頭に響く痛みかな我慢の一日は臥して暮れゆく
14
もっと見る
滝川昌之
汚れなき若葉のような新人よ 枯れゆく我が身 肥やしとなれば
14
もっと見る
河のほとり
散りぬれば峰にいさよふ雲にのみ花のなごりの色ぞ見えたる
13
もっと見る
河のほとり
定めなき心に空を見るときはおぼろにかすめ春の夜の月
12
もっと見る
舞
不可思議の深き色満つ摩周湖に抱かる者も哀しみに満つ
9
もっと見る
河のほとり
うき雲は夜半のあらしに払われて高嶺の月の影ぞ澄みゆく
9
もっと見る
萱斎院
風さそふ花恋ふひともあすか川 いつしか間遠となりにけるかな
7
もっと見る
御宿川蝉
花の散る夕べ哀しき朧月 山のうぐいす声も立てずば
8
もっと見る
名鈴
弱き女は 読み頻く経に 寄せ祈る 海辺にさへ 立たれぬが故
12
もっと見る
芳立
ただ一つ種を宿して歩む身よ生まれくる世は選び得ねども
5
もっと見る
へし切
見わたせば色の千種に野の花は春はさかりと咲きにほふかな
16
もっと見る
滝川昌之
新人の初心 背中に倣いたし 言われてメモする謙虚さなどを
18
もっと見る
うすべに
風語るれんげの花の思い出に いにしえびとの恋も恨みも
9
もっと見る
滝川昌之
新人がスーツで駆け込む昼マック路地裏名店辿りだすまで
16
もっと見る
草木藍
薄紅に黄色萌黄と様々に衣重ねし御衣黄桜
9
もっと見る
トウジさん
芝桜咲渡りたり野藪に花見えせずも庵で一献
7
もっと見る
うすべに
春の夢 名残り桜の花浴びてためらいがちに咲いた石楠花
7
もっと見る
河のほとり
ときは木の変はらぬ色を心にてまつも久しくなりにけるかな
13
もっと見る
河のほとり
さくら花うつろふまではうぐひすを待たでも聞きし里のしづけさ
12
もっと見る
河のほとり
夢ならでふたたび君に会ふ今日はひとまつ山のかひもあるかな
12
もっと見る
[1]
<<
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
>>
[89]