藤久崇のお気に入りの歌一覧
青き銀椀
今日は窓を開けし喫茶に風の入るは遠く匂へる山など想へて
15
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KEN
ゆく春の 川面染めつつ 八重櫻 澪ひく鳥の 羽根に一片
14
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Chico
きみがよも そら 飛んで ゆけ「 ちちんぷいぷい! 」隔てなく人のちかくに
14
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ななかまど
柿若葉空のすき間に身をよじりじっと待つのはあなたの便り
7
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縫
君を見てたやすく笑う僕を見て君が笑えばいいなと思う
14
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千映
あっけなく散り急いだ木蓮の白さばかりが脳裏に残る
15
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横井 信
やわらかく歩道を濡らす通り雨 あざやかに咲く垣根のツツジ
19
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横井 信
葉にしずく弾けて揺れる若草にやさしく触れて夏の始まり
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KEN
ひとひらと またひとひらと 山櫻 水面に寫る やまぶきの上
19
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まりこ
花手折る君はその名を知らぬまま青く澄みゆく光の中を
15
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ななかまど
いとけない青い早苗の双葉にも黄金の実り忠実やかに見ゆ
8
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芳立
御仏は十のかたがた慈しむ涙とぬるき春雨のころ
12
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うすべに
きれいねと 同じ景色を見ていても こころは違う花を見ている
18
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朝野沙耶
蝋燭の燈り頼りに夢現微睡みの中貴方を探し
15
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恣翁
目眩く陶酔に泣き 強かに 君放ちたる精 受け止めむ
13
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KEN
吾妻峰の 白雪浮かべ 落ちる月 何を語らむ 花吹く風に
18
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灰色猫
桜という名前をつけてあげましたこれから育つ小さな苗に
20
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行宮偏(仮之名)
あの月は太陽がある方角を示すものなり 朝待ちつつ
12
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行宮偏(仮之名)
山麓はなお隠然と気を湛え陶酔を呼ぶ緑香満てり
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横井 信
庭石にひとつふたつと雨粒の染みを数えるみどりの楓
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