恣翁のお気に入りの歌一覧
紫苑
花籠を担ぐ乙女の背を追うて朝の風は小路をわたる
16
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風蘭
胸にしむ高貴な君に賜りし御歌のように薫れますよう
6
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悠々
三陸に若布うれしい春の潮足音かすか復興の香り
15
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紫草
しみじみと春を味わうようにして 君は足裏で畑あぜを踏む
14
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悠々
なかなかにアジなはからひありがたう一件落着大岡裁き
19
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山本左足
頑張れと言われてすぐに立ち直るような奴には言わなくてよい
3
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山本左足
「生きてたらいつでも死ねる。でも死ねば生き返れない。だから、生きよう」
9
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詠み人知らず
胸に在る暖かい水が押し出され 涙となって心を洗う
16
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光源氏
故郷の遠き思ひ出浮かびけりただしみじみと歌ふよろこび
15
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たそがれ
「あなたにはもっといい人いるから」と それをお前が決めるんじゃねぇ
41
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ふきのとう
ちさき手を合わせて吾と黙祷す幼なに聞かす尊き命
19
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工藤吉生
40を過ぎて顔文字使ってるやつが「自覚」だなんて言うなよ
6
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大獏
つくばいに落つる雫は静かなり浮遊する魂弾ける如く
7
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木綿
祈りとは自分のためだと知りつつも海の向こうへ捧ぐ黙祷
10
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大獏
口下手な甥はうなずくばかりなり祖父の微笑み今ならわかる
8
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悠々
名取市の朝市傳ふ畫面には爺つちや婆つちやの嬉しい笑顏
10
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十牛
じいじいはしんぢやだめだよ 義父の手ををさないゆびは握りしめたり
7
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詠み人知らず
自粛とか不謹慎という言葉にて他人を蔑す偽善の祈り
11
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詠み人知らず
友人の父が働く原発を そうと知らずに悪しざまに言う
5
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詠み人知らず
叱られて涙をこらえうつむく子「ナクモンが来た?」と聞けば笑えり
2
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