恣翁のお気に入りの歌一覧
きたの小町
駒ケ岳 ふりさけみれば 風薫り 空に大地に 息吹が聞こゆ
4
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詠み人知らず
さみどりを 無邪気にはじく 雨音に 急ぐ季節も しばし佇む
30
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佐藤晴
万華鏡揺られかたちを変えてゆく うつろう心模様が見える
8
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佐藤晴
耳あてて老いた巨象の脚のよな樹皮の下にも息づく水音
4
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みやこうまし
御所苑に腐葉土撒かれ木陰道朽ち葉香りてしんなり歩く
8
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たみ
ちゅら海の骸の化身浜サンゴ カラロカラロロうらみ果てなく
4
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ゆうくん
藤の花 道にさがせり 亜麻色の 乙女の髪の 後ろ姿を
3
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詠み人知らず
後ろ髪ひかれながらも座を辞して 欲しかったのは「わたしも帰る」
21
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笑能子
正論を風の如くに吹かすだけ慈雨求める地は其処にも在るに
3
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あさ
霞む月、ぬるい空気に散る桜浮かんだ影がこちらを見ている
4
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あさ
勇敢な戦士なんかじゃないんだよただ敗北を恐れているだけ
5
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紫苑
そのかみの思ひは知らね倒されし幹のかたへに薔薇は枯れにき
8
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ふきのとう
山里に風に吹かれて舞う桜花追うてながむる旅の名残りに
10
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只野ハル
椿落ち芍薬の咲く裏庭を訪う人もなく春は盛りに
11
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しまじま
散り際の 雨花の渦の 宙に舞い 華の末期の 想いを知りぬ
5
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もぢずり
後悔のかけらも見せぬ子なれども幾度泣きたる死ぬとぞ思ひて
3
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七色コイン
何も無い襟裳の春というけれど こんな優しい名曲がある
19
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ふきのとう
満開の桜手にふれ旅の宿ゆるむ川面に春の陽光る
14
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市川ありさ
五月雨の音の乱れをききながら白く濁った湯舟に沈む
6
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もなca
吾子のいるあたりにそっと手を置いてほほ笑む友は聖母の面ざし
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