元親兄貴のお気に入りの歌一覧
ななかまど
さらさらと光と風が洗いおり赤き紅葉は冬への栞
13
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横井 信
街路樹の 赤い葉散らす 風浴びて 進める歩み 西日射す街
17
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inosann
秒針がチクタクの音に伝え来る人生の重さ 日曜の朝に
24
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工藤吉生
ふわわわと恥ずべき過去はあらわれてオレに小さく首を振らせた
8
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コタロー
新鮮な秋の空氣を胸一杯吸つては歩く空は蒼色
17
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吉野 鮎
小春陽の櫻並木の裸枝透かすひかりの眩しき朝
19
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とはと
萼に触れ引いて傾き柿の実は父の話に頷き戻る
7
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舞
いち葉のひらりと落ちて暮れる秋酒も静かに影と語りつ
16
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吉野 鮎
山茶花の一輪ほどけまた一輪蕾の先のやさし桃色
21
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詠み人知らず
望遠のレンズで覗き見たようなリアルな月が屋根に乗りたり
21
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詠み人知らず
流れ逝きし命に詫ぶる風車 思ひ渡してカラカラ廻れり
18
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恣翁
精巧な仮面なれこそ 一抹の薄気味悪さ 付き纏ふらめ
22
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半格斎
恋い初むる人の面や見えかくれ 追えば逃げゆく朝方の夢
20
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河のほとり
山ふかき誰がさびしさを知れよとか霧にほのめく里のともし火
13
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河のほとり
ながむれば片山陰の夕闇に宿りも知らぬ鳥の声ぞする
19
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滝川昌之
枝えだを一鳴き渡る鳥さえも風の寒さを嘆きはじめる
24
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inosann
それぞれの役目を負った人間がジグゾーパズルの一片みたいだ
20
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ななかまど
庭にある紅葉の赤を後ずさり後ずさりして鏡に写す
10
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ふじこ
富士見湖の水面にしづく舞橋やいつぞ飛び立つ田鶴にかはりて
18
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横井 信
青空に 翼を広げ 飛んで行け 間違うことの 不安を乗せて
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